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中国・台湾市場におけるISO 26262認証需要の動向

こんにちは。SGSジャパン 機能安全チームです。
本投稿では、中国・台湾市場における機能安全認証の動向についてご紹介します。

ISO 26262の規格上、認証取得は必須条件になっていませんが、近年、中国・台湾マーケットにおいては機能安全認証書を求められるケースが頻発しています。

4倍図

【グラフ①:SGS中国を通して機能安全認証を取得した企業数の変化】

このような状況を招いている要因の一つに、監査・アセスメント文化の違いがあります。
欧米や日本では、自動車開発において、上位がサプライヤ監査をしていくことが主流です。たとえ、サプライヤがISO26262のプロセス認証や製品認証を持っていたとしても、上位が監査・アセスメントをすることも珍しくありません。「機能安全に基づいた開発についてサプライヤがしっかりと説明できる状態」にあるかどうかを重要視します。

その点、中国のOEMやTier1は、サプライヤに対して、「機能安全認証の提出」をもって、サプライヤ監査を済ませる文化があります。
上位がサプライヤを監査できるほど、機能安全を十分に経験しておらず、サプライヤも適切な証拠が何か把握できておらず、第三者機関による認証書に頼るのが実情です。

第三者認証必須

【図①:欧米&日本と中国&台湾における監査・アセスメント文化の違い】

そこで、SGSジャパンでは、

■ISO26262の認証の種類と違い(プロセス認証、製品認証)
■自社製品はどの認証取得が向いているのか
■SGSジャパンを通して機能安全認証を取得するメリット

以上の内容について、解説した動画およびリーフレットを作成いたしました。貴社の戦略、今後のビジネス戦略を検討される上で、ご参考になれば幸いです。

ISO 26262認証取得につきまして、経験豊富な日本人スタッフがサポートさせていただき、同業他社よりも格安な価格にてご提供することが可能です。

動画内でご紹介しているプロセス認証、製品認証の具体的な実施手順、期間、概算費用などのご質問につきましては、下記までお問合せください。


■本件に関するお問い合わせ先
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity 機能安全
〒240-0005
神奈川県横浜市保土ケ区神戸町134
横浜ビジネスパーク ノーススクエアI 3F
TEL: 050-3773-4508
E-mail: jp.fsafety@sgs.com

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