SGSジャパン株式会社 機能安全

私たちは、様々なトレーニング及びワークショップを実施し、ISO 26262規格準拠への…

SGSジャパン株式会社 機能安全

私たちは、様々なトレーニング及びワークショップを実施し、ISO 26262規格準拠へのお手伝いをさせて頂いております。 ISO 26262って何?という方から、実務を極めたい方まで、幅広い方を対象にしたコンテンツをご提供いたします。

マガジン

  • 車載向けアジャイル開発

    車載においても重要なキーワードとなりつつあるアジャイル開発。Intacsより、AgileSPICEのドラフト版としてその内容の一部が公開されています。本シリーズ(全2回)は、AgileSPICEをベースとした車載におけるアジャイル開発について解説していきます。

  • 中国、台湾市場と認証について

    中国、台湾市場で急増している第三者認証取得の状況について解説いたします。

最近の記事

2022年・2023年 SGS主催「いまさら機能安全セミナー」シリーズアーカイブ

SGSジャパンでは、昨年(2022年)5月から「いまさら機能安全セミナー」シリーズを開催し、数多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。 引き続きSGSジャパンからの発信は継続いたしますのでフォローいただけますと幸いです。 過去のセミナーにご参加いただいた方、また当日ご覧いただけなかった方からも、「再度、セミナーを見たい」というお声をいただいており、この度ご要望にお応えして、【期間限定&有償公開】にて、SGS主催の「いまさら機能安全セミナー」シリーズのアーカイブ

有料
550
    • 意図機能と本質安全

      意図機能といえばもともと備わっている機能 安全機能は除く 定義そのものは特に問題ないと思います。 本質安全を構成するリミッタでは、本質安全を構成するリミッタは意図機能 or 安全機能のどちらでしょうか? アクチュエータ(赤枠A)は、もともと大きな出力を出せるため、間違って出力してしまうとHazardになってしまいます。そのアクチュエータ(赤枠A)を直接制御するコントローラ(オレンジC)とセンサ(オレンジS)はHazardに関連するため、機能安全関連として取り扱います。

      • 認証書の種類について

        TUEV認証まず1番有名なのがSGS-TUEVから発行される、いわゆる認証書です 。 ドイツで認証機関を認証する団体であるDAkkSから認定を受けた SGS-TUEVのルールに従って実施されます。 コンサルティング行った担当者と別の2名の担当者がアセスメントを実施します。その結果をまとめてSGS-TUEVに連絡します。 その後SGS-TUEVからQ&Aや指摘事項改善、確認ののち正式な認証書が発行されます。 SGS Japan公式レポートSGS-TUEVからのTUEVマー

        • 近年、増えてきたASIL Ready認証とは

          中国、台湾市場でISO26262認証が急増しています。 その中でも、半導体関係で「ASIL X Ready認証」が増えていますので、何者か、紹介いたします。 ASIL X Ready認証 半導体のIPに対して、ASIL X Ready認証と表記されている場合、QM(各社の品質管理規定)に基づいて開発されたQM IPに対して認証されています。認証の際に必要な成果物は、おもに、FMEDAとSafety Manualです。機能安全用途の上位コンポーネントに組み込む準備ができてい

        2022年・2023年 SGS主催「いまさら機能安全セミナー」シリ…

        マガジン

        • 車載向けアジャイル開発
          0本
        • 中国、台湾市場と認証について
          4本

        記事

          中国・台湾の顧客は認証取得に”保証”を求めてきたりもするというお話

          こんにちは。SGSジャパン 機能安全チームです。 本投稿では、中国・台湾市場における機能安全認証の裏話についてご紹介します。 ISO 26262の規格上、認証取得は必須条件になっていませんが、近年、中国・台湾マーケットにおいては機能安全認証書を求められるケースが頻発しているというお話を前回いたしました。 先日、とある中国のメーカー様と製品認証の進め方についてお打合せをしていた際に、“ギャランティ”という言葉が出てきました。 要するに、我々第三者認証機関に対して、製品認証が

          中国・台湾の顧客は認証取得に”保証”を求めてきたりもするというお話

          中国・台湾市場におけるISO 26262認証需要の動向

          こんにちは。SGSジャパン 機能安全チームです。 本投稿では、中国・台湾市場における機能安全認証の動向についてご紹介します。 ISO 26262の規格上、認証取得は必須条件になっていませんが、近年、中国・台湾マーケットにおいては機能安全認証書を求められるケースが頻発しています。 このような状況を招いている要因の一つに、監査・アセスメント文化の違いがあります。 欧米や日本では、自動車開発において、上位がサプライヤ監査をしていくことが主流です。たとえ、サプライヤがISO262

          中国・台湾市場におけるISO 26262認証需要の動向