ウェブで集客や求人が思うようにできない理由 #1 


(株)tenection代表の杉本です。杉本コラム1回目の投稿です。

画面の向こう側が想像できていない


1PV。
”PV”とはページビューの略で、ネットの向こう側の誰かが何かしらのページを1回見たという行動の数です。
たった1PVの向こう側にも誰かが何かしらの意図でそのリンクをクリックしているのです。

それの積み重ねが100PVになり1,000PVになり。
当たり前のことを書くのですが
10,000PVということはそのページを10,000回人の目に触れているわけなんです。


オンラインとオフラインを分けるな!


美容師さんは目の前のお客様に敏感だと思います。
目の前のお客様がどう考えて、今満足しているのか不満に思っているのか。

日頃から神経すり減らして接客をしているから身についているスキルだと思います。

なのに、Web上になるとそれができていない人が多いように感じます。

圧倒的に相手の目線に立って、どう感じてもらうのか。
その想像力です。やってることは目の前のお客様を接客してることと変わらないわけです。

違いはそのアクションがすぐお客様の表情でフィードバックされるリアルと、それがないネットです。
(だから難しいのは、確かにそう)


オンラインでもオフラインのように接客をする

つまり、あなたのお店でWebで集客と求人が上手くいかない理由は
お客様を想像できていないからです。
もっと具体的に言うと美容室を探してるお客様のことを知らないからです。

話は少し外れますが。

ホットペッパービューティの本質を説明できますか?

結論から言うと、
『顕在層に直接リーチできるメディア』です。

顕在層というのは目的意識を持ったカスタマーのことです。
ここでいう『目的意識』とは『新しく行く美容室を探そう』
ということです。

そんな目的意識を持ったカスタマーが集まるメディアだから、掲載するとたくさんのお客様を自店に集めることができるのです。

一方で、ポスティングしてもこんなに人を集めることができないのか、と落胆した人がいるかもしれません。
ポスティングしたご自宅の人がたまたま美容室を探してて、且つそのチラシを熟読してくれないと来店につながりません。
一般的に100枚配って1人きたら良い方です。いや、ほぼ、100枚じゃ1人すら来ません。


都合よく解釈してしまう


ホットペッパーの集客にしろ、LPを使ったリスティング広告やmeta広告(InstagramやFacebook)、LINE広告などをするときに画面の向こう側のお客様のことを想像しないとダメですよって結論を、ダラダラと書き連ねているのですが、
それくらい、画面を前にしたらみんな自分に都合よく解釈して、相手目線に立てていないことが多いのです。

エゴやこだわりは大切。
だけど、そのエゴやこだわりも届かなかったら、世の中的には『ない』もののと同じ。

あなたのサービスを届けるために!あなたのサービスに価値を感じられる人に知ってもらうことが大切です。

1.知ってもらう『きっかけ』を作り、
2.来店して欲しいお客様の悩みや課題を自店ならどう解決するか提示し
3.予約のハードルを下げる

上の3行にWeb集客の全てが詰まっています。
その3行のことをするための打ち手が鬼のようにあるのがデジタルマーケティングというやつです。


やり方じゃない。あり方だ!

マッチョな結論なんですが、
ウェブの集客のような空中戦を戦うと画面の向こう側を想像することが難しくなります。
だからリアルでは人のこと中傷することが少ない日本人がオンラインになると攻撃的になったりします。

だけど、やっぱり画面の向こうには普通の人が普通に生活していて、
その人たちの行動を変えようとする行為がウェブ集客なのだと思います。

オフラインで接客する時、
このお客様は何を望んでいるんだって想像して妄想して、
こんなことしたら喜んでくれるんじゃないかってめちゃくちゃ考えて
コミュニケーションを取ると思います。

それをウェブ上でもする。それだけです。

いうは易し、行うは難し。

頑張っていきましょう。

HP

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