かなしくないから
空っぽの言葉だけ書いた紙飛行機じゃ飛ばない
彼方へ届けるために おもいをくくりつけ投げよう
声に出したら全てがこぼれ落ちてしまいそうで
かなしくはないから 君を想うことは
僕が旅を終えるまで あと何回泣けばいいんだよ
放物線を描いて 見る間に落ちてきたおもいを
子どもだましのジョークと 君が笑って見てた時間も
夏のカフェオレと同じ いずれ薄くなるのだろう
かなしくはないんだよ 君が居たんだから
風が吹くと少し キズに沁みるけれど
君の居ない未来できっと 僕もなんとか笑ってみるよ
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