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忙しくはないけどいっぱいいっぱいだ

なんだか悲しい、漠然とした悲しさ。変わってしまったことへの、距離ができてしまったことへの悲しさ。焦り?不安?落ち着かない。離れられる前に離れる、傷つく前に傷つける、そういう人をたくさん見てきて、でも今は少しだけその気持ちがわかってしまうかも。というか傷つかないんじゃないかとさえ思う。それくらい向こうは私のことたいしたことないと思ってて、そういうところが好きだったのに、なんでだかそれが悲しくもある。

悲しいのはそれだけが原因なんじゃなくて、久しぶりにたくさん人がいる場に行ったら、何にも興味がなかった。前は、歴史上の人物だと思ってたような人と会ったことがある人と今同じ時代に生きてしかも目の前にいて会話ができている、ってゆうようなことひとつで胸がいっぱいになってた。今はなんだろうなあ、何にも感じなかったね、へーって。へーってなってた。へー以外ないの。そうなんだって思って、もしかしたら写真が平面すぎたのかなとか、その奥の空間に想像がまわらなかったとか、外国というところだからなのか、わかんないけど、思考が全部止まってた。、色々はなしてもらったんだけど、パワフルさに心が押し負けちゃって、お腹すいてたのもあったのかも、相変わらずこういうところすごい苦手だなーと思った。居場所がない。悲しくなってとぼとぼ帰った。絶対ラーメン食べてやるって思って少し歩いたら、観光地化されてて、それもまたなんかさびしかった。わたしにとってラーメンはディナーじゃない。孤独の贅沢。

もっと友達みたくフランクに心の中見せてくれるなら話したいけど。人ってそうじゃないから。当たり前だけど、全部言ってはくれない。だから写真とか絵とかが存在できている。だから、それを前に色々話すのは野暮なんだよ、とも思ったりもした。

これから仲良くなる人、何を話していけばいいのかな。映画で、宇宙戦争のトムクルーズが走ってるところがいいんですよ、ってゆうのが何回か出てくるんだけど、これってこの人の価値観が相手にとってつまんないか、おもしろいか、マジョリティかマイノリティか、そういう「ズレ」を書きたいんだと思うんだけどね。わたしはこれを面白いと思ってて、それを面白いと思ってるあなたってズレてますね、みたいな、本人はそのズレがわかんないから、息苦しいな、自分で他と違うんだなってうちに入っていってしまう。相手に合わせて話してかないと、
あるところではつまんないやつになっちゃうよなー、ある人にはピシッとハマるのになー、その見極め難しいよなー。
こぞってみんな、自分軸で生きろって言うけど、たまには誰かに褒められたいし、面白いって思われたいし、一緒にいて楽しいって、なんだか会いたくなっちゃったなって、言われたいよ。それだけで、あーよかったなあって思うよ。わたしがあなたにしてたこと、合ってたんだなって思うよ。好きな人の正解になりたいよ。なりにいくんじゃなくて、正解だった人でいたいよ。弱ってる、わたしだけの問題。誰にも言えないけど。

昨日、この人に連絡するのこんなに力使ったけ、と思いながら、1日連絡返さなかった。そしたら元に戻った気がして、気持ち推しはかるの疲れる。片思いみたいな感じ。片思いって楽しいけど浮き沈み激しい。この歳になってから関係続けようと思うの体力いるんだね。1日の大半仕事して、帰ってご飯食べて、お風呂入って、ってしてたらすぐに日付超えて、また朝がくる。その中で誰かにがんばれないよ。がんばれない、それだけ。


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