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「関係人口」の増加

「真誓会諏訪エリア」を開設しました。
なぜ開設したのか?のWHY?って大切に思います。
かなーり長くなってしまいますが、WHY?をお伝えしてみようと思います。

先日「人口戦略会議」が「将来的に消滅の可能性がある自治体」を発表しました。「消滅」って言っても、物理的に場所が消えるのではなく、他の自治体と合併もしくは吸収されるのだと思います。

ベースとなっているのは「日本の将来推計人口(令和5年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)で、概要は次のとおりです。

①総人口は、令和2(2020)年国勢調査による1億2,615万人が2070年には8,700万人に減少する。(出生中位・死亡中位推計)

②総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は、2020年の28.6%から2070年には38.7%へと上昇する。

人口減少はどうやら抗えないと思いますが、その時になって対処しても遅いのであり、今からできることを行うのが必要に感じます。

また、地域(市町村など自治体)での人口減少は、2種類あり、「自然減(出生<死亡)」と「社会減(転入<転出)」です。

人口減少に対する対策について「人口戦略会議」は次のように述べています。

各自治体の人口減少対策は、どちらかと言えば人口流出の是正という「社会減対策」に重点が置かれ過ぎているきらいがある。

東京圏への人口流出の防止はともかく、若年人口を近隣自治体間で奪い合うかのような状況も見られる。

こうしたゼロサムゲームのような取り組みは、結果として出生率向上に結びつくわけでなく、日本全体の人口減少の基調を変えていく効果は乏しい。

人口戦略会議資料より

「将来推計人口」が大幅に外れることはまずなく、高位(減少幅が小さい)では9,549万人~低位(減少幅が大きい)では8,024万人となっていますので、30%くらいは自然減が起こると予測できます。

自然減の中で起こり得る問題は、次のとおりと推測できます。

(1)公共インフラの老朽化による更新の限界

→水道などのライフラインも更新が喫緊の課題となっているが、手が回らない。

(2)公共交通機関の減少

→現状でのJR東日本・西日本の不採算路線が拡大していく。
(通勤・通学者が少子高齢化により減少していく。)※現状の不採算路線は図の赤枠表示のとおり(JR東海は非開示)

(3)空き家の増加


→特に地方において、持ち家の相続が減り空き家が増加しゴーストタウン化する場所も。
→オフィスの空室、マンションの空室も増えていく。

(4)後継者不在

→黒字でも後継者がいない組織が増加し、文化伝統技術の承継が難しくなる。

どうやら、人口減少に比例してコンパクトにしていくことが必要となりそうです。

民間でできることは限られていますが、できそうなことはあります。

「関係人口」の増加

「関係人口」とは、地域に居住していないものの、経済的・文化的な関わりを持つ人のこと。

「定住人口」:その地域に実際に居住する人
「交流人口」:その地域に観光などで訪れる人

「関係人口」を「真誓会の特徴」を活かして増やすことはできそうです。

「真誓会の特徴」は次のとおりです。

  1. 会員である、他地域定住の経営者への訴求が可能
    →2024年3月現在で会員数4,000名以上。
    →日本各地にエリアがあり、月1度の定例会と呼ばれる交流会に会員が参加可能ですので、諏訪エリアの定例会に参加していただくことも、他地域のエリアの定例会に参加することも可能です。

  2. 「関係人口」として、地域に新しい創造力を持たせる

真誓会諏訪エリア理念(コンセプト)
人を元氣に、
街も元氣に、
世界が元氣に。


次の世代へとより善い「元氣」な状態を引き継ぐ。
先人たちから綿々と受け継がれてきたものを、より善くして引き継ぐ必要性を感じます。
どこまでできるのかは、やってみなければわかりませんが、一緒に活性化モデルを創りませんか?
経営者の方の参加をお待ちしています。

真誓会ロゴ

真誓会諏訪エリアのプロモーションビデオを作成しています。
(※音が出ます。)


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