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落語の世界へ③

昨日の続きです。

繁昌亭の外は二月の寒さ。
今から自分の人生が変わる事に震えているのか、寒さで震えているのか、よくわからなかった。

なんとなく繁昌亭の周りのチラシなんかを見て時間を潰していた。
十分くらい経ったかもしれないし、五分くらいだったかもしれない。なんとも言えない時間が過ぎると、師匠が現れた。

「とりあえず、2月8日に甲子園口駅降りたところのミスドに来て」
と言われて、名刺を渡された。

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