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ESA新大型ロケット、アリアン6打ち上げ成功!宇宙開発(商用)はスペースX&H3ロケット&アリアンロケットに集約??番外編1

2024年8月10日作成

REV6

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

次回は表題のヨーロッパESAでの開発を中心にと前回コメントしたのですが、定期的に購読している、ある経済紙で、偶々、宇宙開発の特集記事が掲載されていたので、先に記事のご紹介の為、番外編をお届けさせていただきます。

以下、経済紙の名前などの詳細情報です。

   週間エコノミスト、2024年7月30日号(7月22日発売)、”ビジネス新時代宇宙”

内容はやはり開発の進んでいる米国の状況(やはりスペースXがTOPランナーで、ブルーオリジンとボーイングが3強を形成しつつあるとのこと)、各国の開発は月面探査が競争化しているとの記述もあります。

各種ニュースでも、日本も参加する米国中心のアルテミス計画や、中国の月面の裏側の土や岩石などの鉱物資源持ち帰り等、確かに月の探査関連のニュース・情報が最近出てきていると思います。

そのほかにインドがチャンドラヤーンという名称の無人探査機で初めて月で水があるといわれている場所付近を探索したそうです。

インターネットで現状、月の月面探査を実行できた国は、日本を含めて、5か国(米国・旧ソビエト連邦・中国・インド・日本)のみの模様です。

尚、今回の特集記事では、ロシアでの宇宙開発状況とヨーロッパでの宇宙開発状況は記載されていないようです。

日本国内の宇宙開発については、宇宙ゴミに着目している宇宙開発ベンチャーや、宇宙開発で注目されている会社を14社ほど挙げられており、中には、JAXAの探査に参加し、小さな月面探査機を開発した玩具メーカーの名前等もLISTーUPされていました。

特に、講師が驚いたのが、各宇宙開発の各ベンチャー企業が集めた資金調達額で上位4社までは150億円を超えています。(最上位ベンチャー企業は500億円を超えています)

一体、どこの企業が?どんな目的で?こんなに多額の資金提供をしているのか?気になるところであります。尚、上位2社は上場における資金調達金額を含んでいる様です。

ただ、ロケットのうち打上げ回数という観点で確認してみると、日本のロケット打ち上げ回数はその他大勢と同じレベルであり、上位からカウントしてみると、スペースX、中国、ロシア、フランス、インド、フランス、日本、その他でカテゴライズされていました。(日本はその他のカテゴライズされた回数より大変少ない回数に見えます)(尚、米国はスペースXとは別カテゴライズされており、打ち上げ回数はロシアの次位の回数の様です)

また、宇宙開発の目的のうち、月面探査以外については、衛星についての記述があり、やはり、スペースXが先行している、高度2000キロ以下の沢山の低軌道衛星で地上を監視したり、衛星通信を提供したりするサービスが現状は広がりを見せているとの内容でした。(スペースXのインターネットサービスである、スターリンクは有名な気がします)

更に、現在の日本のインターネットのバックボーンのインフラが光ケーブルに依存しており、多くが海底ケーブルで海外とつながっている為、そのケーブルが陸揚げされている、房総・志摩に集中しており、地震などでの影響が発生するリスクがあるようです。(前述の低軌道衛星を使用したインターネットサービスが提供されていれば、送受信できるデータ量にもよると思いますが。代替えラインとなりえるかもしれません)

一番、嬉しくない情報は、中国やロシアでは宇宙インフラの軍事利用を既に実施し、先行しているという点です。(確かに、大陸間弾道ミサイルなど昔から衛星が軍事利用されてきていたはずではありますが…)

八月になり、夏本番の日差しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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