ソフトウェア工房孫風雅 ソフトウェア言語について(その4)

ソフトウェア工房孫風雅です。

皆さんはどのような言語を触られたことがあるでしょうか?

講師は会社員時代、開発用途と利用用途とで幾つかの言語を見たり・触ったりしてきました。

そこで、これまで経験してきた事柄を少しお話させて頂きたいと思います。

今回は引き続きC言語になります。

C言語開発で皆さんはデバックをされたことはありますでしょうか?
最近のMicrosoft社のVisual系開発環境ではExcel等のVBA同様のインターフェースでデバックができるようです。
(講師が触ったっ事があるのはVB.NETのみですが)

こちは、開発環境でブレイクポイントなどを利用してデバッグができますので、ひとまず置いておきます。

講師がお伺いしたいのは、それ以前のC言語開発環境でのことです。

当時のデバッグの仕方としてはVBAなどと似たデバッグ手法のシンボリックデバッガを使用したものと現在のPCではほとんど搭載されていない、RS232Cのポートをしようしたデバッグメッセージ出力の方法との
大きく分けて二種類があったように思います。

講師はどちらも使用したことがありますが、RS232Cポートを利用せずに、
メモリやHDDに同様のデバッグメッセージを書き込んで問題点を確認する方法もあったと思いますが、方法はRS232Cポートを使用した方法に類似していると思います。

この方法は所謂デバッグ用コードが必要になり、処理が本来より重たくなる注意点があります。通信等の処理でデバッグを行う場合は、出力を非同期手法にする等工夫が必要になります。

方や、シンボリックデバッガを使用する方法は、記憶が正しければコンパイル時にシンボリックデバッガで利用する前提でのオプション指定でのコンパイルが必要であった気がします。此方はデバッガが介在する負荷が処理にかかるハズですが、問題が発生する箇所が確定している場合などは
該当位置から一ライン実行する事で、問題を早期に解決する事が可能になっていたと思います。

双方とも長短あるともいますが、前者は全般的なデバッグ、後者はピンポイントのデバッグに向いている気がしました。

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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