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プログラミング等専門用語解説1補足

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。最終版は此方から、ご覧ください。

講師コメント:

すいませんが、前回の投稿”プログラミング等専門用語解説1”を読み返していたところ、講師が通常使用している言葉をそのまま使用いる箇所が多々ありました。

プログラミングやソフトウェア・プログラム製品化の作業をされた事のある方には、違和感のない内容だったかもしれませんが、初心者の方には?な言葉が多数存在したように思えます。

そこで、今回、追記・補足をさせて頂こうと思います。(判り難くてすいませんが、次回の用語解説*からは、この点を最初から初心者の方向けに配慮させて頂こうと思います)

追記・補足の用語について(赤文字用語は用語解説1で説明が既出です)

  1. デバッグ

    • デバッグ=デバック、即ちデバックと同意味です。クとグで差は無いハズです。

    • 単純に、不具合であるバグのある個所を特定して、ソースコードを修正する為の動作です。通常、デバックにはデバッカーを使用します。但し、インタプリタ型高級言語では動作環境そのものにデバック手法を備えているのが一般的です。(PowerShellは不明ですが(無かった気がしていますが…?)、ExcelVBAはデバックコマンドが用意されています)

  2. バグ

    • 一言で言えば旨く動作しない不具合の事です。

    • バグ=不具合、旨く動作しない即ちエラーが出る、或いは処理が戻ってこない様な状態を指します。通常プログラムが迷路に入り込んだようになり、大概はプログラムは停止、或いは動作できない状態になっていることが多いです。最悪の状態は無限ループ処理(処理が終わらない)になっている場合が有り、OSそのものが動作しなくなることが有り得ます。

    • WindowsではOSが動作できなくなるような禁止行為をすると強制的にプログラムを停止させていた気がしています。それ以外はタスクマネージャー等で強制的に終了させる必要が出てきたりすると思います。

  3. バイナリ

    • バイナリというのは一般的に通常16進法(0-9とAーF迄、0-1の2進の場合も有り得ると思います)で記述された数字のみの記述されたデータ等がバイナリです。バイナリで記述された内容のファィルの例として、用語解説1で出てきたソースファイルをコンパイル後、生成されるオブジェクトファィル(OBJ)があります。

    • インターネットの情報ではテキスト形式以外のデータをバイナリ形式と呼ぶとの説明が有る様です

  4. ソース/コード/ソースコードレビュー

    • ソースとコードは厳密には異なると思いますが、講師はソース=コード=ソースコードとして通常記しています。

    • ソースコードレビューというのはその名の通りで、ソースを複数人で読んで(見てと同じ意味です)問題が無いか、仕様通り出来ているか等を確認する作業の事を指します。複数人での開発や熟練する前のプログラマーのソースは大抵は初回乃至は複数回ソースコードレビューを受けるのが一般的です。

  5. ソースファイル

    • ソースコードが記述されているファィルをソースファイルと言います。通常はテキストファイル形式です。従って、通常のテキストエディタで見たり・編集したりできると思います。(言語によって特殊なファイルの場合もあり得ます)

  6. コンパイル/リンク(この用語そのものの説明は解説1を参照願います)

    • コンパイルするソフトウェアをコンパラー、リンクするソフトウェアをリンカーと一般的には呼ばれているハズです。

  7. 高級言語

    • 高水準言語とも呼ばれていると思います。対語として低級言語(低水準言語)がありますが、解説2で取り上げる予定ですので、対語がある事、低級言語という言葉だけ認識をお願います。

  8. レジスタ

    • CPUのアーキテクチャの一部のハズです。インターネット情報では、CPUの記憶素子との説明が見つかります。要するにCPUが演算などを実際に実行する時の器のハズです。レジスタに数値を読み込んで、その後、数値を条件(1より大きいや、0では無い等が判定の条件となり得ます。この条件は仕様に従って作成します)に従い判定して、判定結果に基づいて、処理を行うというようなものです。メモリ上のデータの転送・コピーなどにも転送元と転送先とをデータを受けて渡すときに使用されるのもレジスタのハズです。(データ値の動き例:メモリ元番地ー>レジスタ>メモリ先番地)

    • 講師はソフトウェアエンジニアでしたので、ハードウェア系は必要不可欠な内容しか抑えてきませんでした。認識に誤りが有るかも知れませんので、予め、コメントさせて頂いておきます。

  9. シンボリック

    • シンボルとだけの呼び方(恐らく、そちらが正式です)もあるようですが、講師はシンボリックデバッカーを通してシンボル情報を理解するようになったので、シンボルよりシンボリックの方がなじみが有ります。(講師的には意味は同じで使っています)

    • シンボルというのは関数名や変数名などの事で、ソースコードに近しいものになります。

  10. シンボリックデバッカー(デバッカーの一つです)

    • シンボリックを用いて判り易いデバックを実現するのが、シンボリックデバッカーです。講師が現役の頃はシンボリックデバッカーとデバッカーを分けていた記憶が有るのですが、インターネット上の情報によると、最近はデバッカーの基本機能としてシンボリック対応が行われており、敢えてシンボリックデバッカーとは呼ばず、単純にデバッカーと呼ばれているとの情報が有る様です。

  11. 機械語

    • 読みの通りで、マシン語等とも言われていると思います。所謂、PC等のCPUが理解できる言語の事です。(用語解説2で詳しくご説明する予定です)

  12. 判定文

    • 実際のソースコードに記述されるアイテムの一つです。前述の条件判定を行う文(行、複数行の場合も有り)の事を判定文と呼びます。

  13. インタプリタ型/コンパイル型

    • 詳細は用語解説1を参照願います。開発言語によって通常どちらかのタイプ(型)を取ります。

上記の幾つかの用語は関連性がある為、別途詳細は用語解説*で後述させて頂きます。(既に文字数が2000を超えてしまっている様ですので)

皆さんは、プログラミングについて、どの様なご意見・イメージをお持ちでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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