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音楽関係

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ビートルズ、ストーンズなど。たまに邦楽も。
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#ジョンレノン

僕の人生を変えちまった、罪なアルバム9選(後編)

 さぁさぁ後編です。  前編はこちらから!  最近、大学では最終レポートラッシュが続いていまして、本当はこんなことしている暇はないのですが、いかんせんnote狂でありますし、唯一続いている日課なのでどうしても中断したくないのです。まぁ文章書くの好きだから、大学のレポートもそんなに嫌ではないんだけど。  そんなことはどうでもいい、さっそく始めます。 5.Green Day: "Dookie" (1994) この"Dookie"がなかったら、今のアメリカのロック業界は鼻に

【ジョン・レノン没後41年】世界で一番憧れたロックスターはこの日、2発撃たれて死んだ。

 12月8日。ここ数年は、この日になると何とも悲しい気持ちになる。  1980年の今日、ジョン・レノンがニューヨークの自宅前で、2発を銃弾を食らった。病院には運ばれたものの、その前からすでに意識はなかった。  ジョン・レノンを「語る」というのはあまりに無理な話だ。なぜなら、あまりに偉大過ぎて、数えきれないほどの語り口があるからだ。 ジョンと政治、ジョンと音楽、ジョンと愛、ジョンと子育て、ジョンとビートルズ、ジョンと宗教、ジョンとアメリカ、ジョンと人生、、、  どれを取

【没後20年】大天才の中の天才、ジョージ・ハリスン

 今日は、ジョージ・ハリスンの20回目の命日である。  彼は、1943年の2月25日に生まれ、2001年11月29日に亡くなった。  僕は、2000年の12月末に生まれたため、彼と同じ世界を1年弱生きたことになる。  ジョン・レノンは僕が生まれる20年も前に亡くなったので、あまり彼が死んだという実感はないが、ジョージの死は僕の中で比較的現実的なことなのである、なぜか。  もちろん彼は元ビートルなわけだし、世界的に有名な超有名ギタリストなわけだし、唯一無二のロックスター

もてはやされまくっている、ビートルズの『リボルバー』に茶々を入れてみようの回(4)

10.For No One  ポールの曲。  リボルバーの中では一番短い曲。  音の作り自体も結構シンプルで、ビートルズのうち参加メンバーもポールとリンゴだけ。あとは外部ミュージシャンがフレンチ・ホルンを吹いている。  このホルンがなかなかいい味を出してるんだよね。  邪魔しすぎない程度に心地よく聴こえるし、男女の別れを描いた割と悲しい歌詞の雰囲気を壊さないような音色、明るく壮大になりがちなホルンだけど、この曲ではそのミニマルさが逆にいい。  あとね、これはすごく

もてはやされまくっている、ビートルズの『リボルバー』に茶々を入れてみようの回(3)

 まだ3曲についてしか書けてないのに、もうめんどくさくなってきたので、さくさく行きましょう。 4.Love You To  ジョージ・ハリスン作。  ポピュラーミュージックにインド要素をジョージ・ハリスンが本格的に持ち込んだ最初期の例。  前作の『ラバー・ソウル』の2曲目、"Norwegian Wood"で、シタール(インドの楽器)を取り入れてはいるけど、あくまでそれはフォーク・ミュージックの一要素としてで、全体にわたって「インド!!!」って感じではなかった。  ただ

もてはやされまくっている、ビートルズの『リボルバー』に茶々を入れてみようの回(2)

 さぁさぁ、『リボルバー』評、曲の評価に入っていきましょう。  個人的に『リボルバー』は別にそんな好きでもない曲、いくつかあるんだよね。だって、みんなほんとに『イエロー・サブマリン』好きかい?? 1.Taxman  ビートルズ最初で最後の、ジョージ・ハリスン作の楽曲からはじまるアルバム。  発売当時(1966年)はさ、音楽を聴くといったらライブに行くか、ラジオで聴くか、レコードで聴くか、だったわけだからさ。  でもビートルズは、昨日の記事で書いたように、もうライブをす

もてはやされまくっている、ビートルズの『リボルバー』に茶々を入れてみようの回(1)

 さぁさぁ、『リボルバー』評、いきますよ。 1.『リボルバー』ってなんだ?  ビートルズが1966年に発表した伝説のアルバム。それが『リボルバー(原題:Revolver)』  ビートルズ中期のアルバムで、僕がnoteの毎日投稿一発目としてアップした、『サージェント・ペパーズ』(1967)の前作にあたる。  この記事でも書いたけど、『サージェント・ペパーズ』は、一度、世界一のアルバムになったこともあるような、モンスター・アルバムで、その影響力とセールスはマジで桁違いだっ

イケメンよりもセクシーの方が惚れるでしょ。(ローリング・ストーンズの写真集の話)

 今日、何気なくTwitterを見てたら、こんなニュースが。  泣く子も黙る、イギリスの伝説的なロックバンド、ローリング・ストーンズの元ベーシスト(在籍期間:1960~92)、ビル・ワイマンがずーっと撮りためていた写真が、一冊の本になって出版される。  僕はローリング・ストーンズが大好きだ。  ビートルズを好きになった者は、絶対に一度は遭遇して、そこから好きか、好きじゃないかっていう分岐に立たされる。そして、僕はストーンズのファンになる道を選んだ。  ストーンズとビー

The 1975の、「君が寝てる姿が好きなんだ~」のレコード買うか、めちゃくちゃ迷ってるんだよね。

 The 1975っていうバンド知ってます??  2012年から活動してる、イギリスのバンド。  一応、定義上はロックバンドなんだけど、その音楽性は、ポップ、ダンス、オルタナティブ、ポストロック、電子音楽、現代音楽とかをごちゃごちゃにしてるイメージ。だから、いろんな表情があってすごく面白い。  自分は大学に入ってから聴き始めたから、ファン歴は3年ぐらい。  そんで、このバンド、今までにアルバムを4枚出してる。  全部すごくいいアルバムなんだけど、その中でも特に好きな

ただただ、ジョンレノンが好き!!

 今日は、ジョンレノンの81歳の誕生日。  ジョンレノンは1940年にイギリスのリヴァプールで生まれて、1980年にアメリカのニューヨークの自宅前で亡くなった。  僕は2000年に北海道の札幌市で生まれて、あと数十年以内に亡くなる。  僕らは共に、なんとも年代のキリがいいので、自分とジョンの数少ない共通点としてすごく大切にしてることの一つだ。  彼のことを、これほど狂おしいほどに好きになったのは意外と最近だ。  それまではビートルズに入ってた、『イマジン』のロン毛の

『サージェント・ペパーズ』を褒めて、褒めて、ややディスる。(パート3)(全3回)

パート2の続きです!パート2はこちらから!!そんで、パート1はこちらから!!  さぁさぁ、このシリーズもついに最終回になりました。あー、さみしー。  そういえばどうでもいいんですが大学がはじまりました~。授業カレンダーには対面って書いてあったんですけど、蓋を開けたらけっこうオンライン授業ありました~~😢  でもオンライン授業って、結局楽なんですよね。つまらんだけで。  楽さを取るか、楽しさを取るか、みたいなところでしょ。対面とオンラインの違いって。奇跡的に漢字だって被

『サージェント・ペパーズ』を褒めて、褒めて、ややディスる。(パート2)(全3回)

パート1の続きです!パート1はこちらから! パート3のリンクはこちらから!  さてさて、続きを書きますか。今は鰻屋に来ております。叔母のおごりです。まったく頭が上がりません。加えて、連日の畑仕事の手伝いによって首を痛めて曲げられず、同時に頭が下がりません。  僕は鰻が大好物なんですけど、当然高級なので頻繁には食べられません。なので、こうやって実家に帰ってきている時に叔母に連れてきてもらうのが恒例になっています。なんせ、この前の土用の丑の日には、スーパーで売ってた500円の

『サージェント・ペパーズ』を褒めて、褒めて、ややディスる。(パート1)(全3回)

 今回から、ビートルズの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967)の全曲を自分なりに語ります~ 本記事はパート1で、A面の『サージェント~』から『ゲッティング~』まで書きます。パート2はこちらのリンクからどうぞ!!!  『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、、、何度も呟きたくなるような、この魅力的なタイトルは、泣く子がもっと泣いちゃう世界的ロックバンド、ビートルズが1967年にリリースしたモンスターアル