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"中学生"に伝えたいこと


 アルピニストのお話を聞いて、山登りはやめておこうと心に誓ったシエスタです。
(※山登りをしたことがありません...)

 さて今日は、『"中学生"に伝えたいこと』というテーマでお伝えします。たまには肩に力を入れて、教育のお話をしようと思います。個人的な意見100%でお送りしますので、ご自身の教育観と照らし合わせながら読み進めてください。
(※たまには力を入れるんかいっ!)

学校で学べること・学べないこと

 学校では、学べること学べないことがあります。その原因は、社会に出ていない学校教員が指導できないということがあるかもしれません。
 一方で現場に寄り添うと、触れられないこと(タブー)があるのも事実です。「学習指導要領にないことは教えられない」というのが正しい表現かなと思います。ここは仕組みの問題だと感じています。

 中学生を中学生と思っているのは大人くらいで、中学生が大人より優れていることはたくさんあります。私自身は中学生をとても尊敬しています。学校では、正解があるものを追い続けますが、社会に出たら正解がないものと向き合わなければいけません。みんなよりも少しだけ生きている時間が長いので、社会に出たときに学んでおいた方がいいことを自戒を込めて書き残しておきます。
(※学校教育を批判するものではありません)

お金・人権・性教育


 結論から言うと、「①お金②人権(宗教)③性教育(体)」について学ぶべきです。その他に英語やプログラミング等ありますが、今回はこの3つにフォーカスさせてください。

①お金

 お金について学ぶべきです。
学校では、生活するために必要なお金について学ぶことができません。自分達の命をつなぐことなのに、お金=汚いというイメージが根強く残っています。学校教員の大半がお金に触れる機会が少ないので、学校ではアウトオブ眼中なわけです。
 今世界では、小学生の自由研究NFT(非代替性トークン)が何十万円で売れていたり、ジャック・ドーシー氏 (Twitter創業者)の初ツイートが約3億円で落札されていたりします。中米エルサルバドルでは"仮想通貨"(ビットコイン)が法廷通貨になり、中国では"デジタル人民元"の実証実験が始まりました。形のない通貨という変革期を迎えているのにも関わらず、お金のことに目を覆うのは肯定できるものではありません。難しいと思うかもしれませんが、富本銭や和同開珎などの歴史から興味を持ってみるといいと思います。



②人権(宗教)

 人権(宗教)について学ぶべきです。
東京五輪大会の中では、人権・差別・宗教の理解が追いついていないことに気づかされました。残念ながら、世界の価値観と日本の価値観に大きな乖離が生じていたことを教えられたのです。
 日本人の大半が無宗教だと言われていますが、世界では無宗教だと入国が難しいという国もあり、宗教=教えと判断されます。日本でも「ダイバーシティ」や「インクルーシブ」などが掲げられていますが、今回日本が海外と同じ陳列棚に並べられたことにより、島国精神ではいけないということがハッキリと突きつけられたのです。
 この教訓を生かし、恥ずかしいことを恥ずかしいままにせずに、世界から教わったことを学んでいくべきです。これから日本を背負う世代には、早いうちに気づいてほしい問題だと思います。


③ 性教育(体)

 性教育(体)を学ぶべきです。中学生は性教育と聞くと、心のどこかで恥ずかしさを感じるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。自分のことを1番知らなければいけないのは"自分"です。人生100年時代に、「なぜ自分のことを知ろうとしないのか?」と疑問に感じます。
 海外では、性教育を5歳から推奨されています。大切な人を守るためにも、性を正しく知る必要があります。テクノロジーの進化とともにケアサポートが手厚くなっている一方で、知識がないことで苦しんでいる大人がたくさんいます。早い時期から興味を持つことが大切なのです。個人的には、「性教育」という言葉がネガティブワードなので、何か違う言い方に変えるべきだと感じます。

外を向く


 タイトル回収になりますが、学校で学ばないこと(①お金・②人権・③性教育)に興味を持つといいと思います。鮮度の高い情報は、自分から掴みにいかないとキャッチできません。学校という箱の中だけを生きるのではなく、箱の外へ視線を送ると未来は明るくなるはずです。毎日頑張る中学生を応援しています!


 以上、座ってトイレができないシエスタでした。バイバーイ👋

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