パンツを作る2 履けないパンツにしないために・・・
パンツを実際に作る前に見ていただきたい内容となっております!!
前回のパンツの前と後ろの違い?の記事はこちらからどうぞ
型紙の出来上がりサイズについて
型紙を測れば、出来上がりサイズが分かります。
作る前にサイズを確認すると、出来上がった時に大きすぎた。。小さくて履けなかった・・・
パンツの丈が長すぎる、短かった などのトラブルがなくなります
手作りなのですから自分サイズで作りたいですよね~
そんなときのためのパンツのサイズの考え方について書いていきます
1⃣パンツのウエスト寸法ってどこを測る?
ウエストがゴムの時、(ファスナーなどの空きがない時)
ウエスト部分から、足を通して履くので
太モモ、お尻(ヒップ)が通らないといけません。
型紙の時点で、ウエストの出来上がりの寸法を測っておくとよいです
測り方は
図の★と◎ を足した長さ を倍にします
★23+◎25=48
48×2=96
ウエストの出来上がりは 96㎝ です
2⃣自分のヒップ寸法を測る
次は自分のヒップ寸法を測ります。
お尻の一番出っ張っているところを起点に、床と平行になるようにぐるり1周を測ります。
型紙のウエスト寸法と自分のヒップ寸法が測れたら
ヒップ寸法よりウエストの出来上がり寸が大きいか?確認してくださいね。
ウエスト96㎝の型紙でしたら ヒップ寸は 94~95㎝(ゆとりがある程度必要なので)以下というのが目安になります
型紙のウエスト寸法 96㎝ > 自分のヒップ(太腿)寸法 95㎝以下
身体を変えるのは一苦労ですので、
型紙のウエストを大きく変更するか、1サイズ上の型紙にするなどしてくださいね
もう一つの確認方法として
パンツのウエストの出来上がり寸法の輪っか(★+◎)×2=96㎝ をメジャーテープなどで作って
その輪っかが、足から太もも、腰までするっと通るか?を確認してもOKです。
型紙のウエストが自分のお尻周り(太腿周り)より大きくないと履けない・・・
3⃣パンツの丈、長さを確認する
型紙のパンツの丈(長さ)で、履いた時に裾がどのあたりにくるのか?型紙の時点でイメージ(想像)できます
洋裁の場合、パンツの丈は股下寸ではなく、脇の丈(パンツ丈)で決めることが多いのです
サルエルパンツのように、服の股下が身体の股ぐりよりずっと下にある場合と、デニムパンツのように股ぐりが、身体にぴったりフィットしている時
パンツ丈が同じでも、股下寸は異なります。
型紙の時点では股ぐりの位置が身体のどにくるか想像しずらいので、
丈はパンツ丈で見るとよいです。
4⃣パンツ丈の測り方
ウエスト位置はジャストウエスト(一番細いところ、履いた時にウエスト位置が一番落ち着く位置)として仮定しています
*ローライズ、ハイウエストではありません
実際に作る前に型紙で長さ、大きさを測っておく
型紙を身体に当ててみる など
確認する方法はいろいろありますよ
布を切る前に確認しておきたいことの一つです
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