見出し画像

【ミシンの練習】JUKI職業用ミシン「SL-700EX」で厚物縫い~9.5号帆布でトートバッグ~

こんにちは~!
ソーイングスクエア管理人です☺️

先日、職業用ミシンを購入してから、初めて厚めの帆布でトートバッグを縫ってみました。
今まで、家庭用ミシンで11号帆布までは縫ったことがあったのですが、本格的な分厚い帆布は初めて✨

使用したのはキジキジさんの9.5号帆布。

私が使っているJUKIの職業用ミシン「SL-700EX」には、厚物縫いのための機能が充実しているので、今回は、職業用ミシンで厚物を縫う際のポイントなどをご紹介したいと思います!

厚地縫いのポイント

【針・糸】

今回は、糸は30番を使用してます。
針は、DB×1#16を使用。
最初14番の針で縫えていたのですが、生地が重なっている箇所で、折れそうになったので、16番に変えたらスムーズに縫えましたよ!
縫い目の長さはステッチをキレイにみせたいので、3に設定して縫いました。

【糸掛け】

SL-700EXには、太糸テンションという機能がついているんです。
最初、標準の糸かけで試し縫いをしたところ、糸目の締りが悪かったので、この太糸テンションに糸掛けをやり直したところ、バッチリ糸目の締りが良くなりました☺️👍

この糸調子ダイヤルの上の部分に糸をかけますよ~
こうすることで、糸がしっかり締まってきれいな縫い目に。

【糸調子】

下糸のボビンケースの調整と上糸調子はやや強めにしました。

【押え圧】

強めで縫いました~

【針板】

SL-700EXには厚物用針板が最初から付属しています。
私は今回使用しなかったのですが、厚物を縫う際はどうしても針が生地の間で多少曲がったりしてしまい、針板にあたってしまうことがあると思います。
この厚物用針板は針穴が大きく糸逃げ溝が深くなっているので、厚物と太糸の組み合わせ時の縫い不良を防ぎ、糸締まりも良く仕上がるそうです。
レザーや20番以上の糸を使用する際は、厚物用針板に替えるのがおすすめ!

JUKIさんのサイトよりお借りしました

また、厚物縫いで他に注意することとしては・・・
20番手以上の太さの糸を使用する際は、自動糸切は使用できません。
故障の原因になるそうです。
今回は20番よりは細い30番の糸を使用しましたが、念のため自動糸切は使いませんでした😅

ここで、実際に縫っている様子をご紹介しますね~♪
縫うのはこちらの持ち手です。
最後の最後に、この持ち手をさらに半分に折って縫い、持ちやすいようにしますよ。

めちゃくちゃ分厚くて固いです💦
9.5号帆布8枚分の厚みです😵

押えの下にギリギリ入るくらいの厚み💦

この厚みが縫えるのも職業用ミシンならではということで、いざ縫いますよ~!!!
ステッチをかけたところに重ねて縫います。

こわごわとゆっくり縫い進めましたが、さすが職業用ミシン!
スムーズに縫うことが出来ました✨👏

キレイな縫い目です~✨

🧵厚物縫いまとめ🧵

・針や糸は厚物縫いにあったものに替える
・太糸テンションに糸掛けをする(SL-700EXの場合)
・下糸のボビンと上糸の糸調子を強めにする
・押え圧を強めにする
・針板を厚物用針板に替える

今回は職業用ミシンで厚地を縫う際のポイントなどをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
私も職業用ミシンを購入後、こんなに厚い生地を縫うのは初めてでしたが、さすが職業用ミシンですよね。
厚地もミシンが無理することなく、縫い目もキレイに縫うことができ、大満足でした☺️

やっぱり、職業用ミシンを購入して良かったです!

厚地を縫う際の参考にしてみてくださいね~♪


ソーイングスクエアでは、ハンドメイドに関するさまざまな情報を発信していきます。
みなさまのハンドメイドの参考に少しでもして頂けるとうれしいです。
それではまた次回もお楽しみに~!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?