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ミシンのメンテナンスってされてますか?

こんにちは~
ソーイングスクエア管理人です!

本日のテーマはこちら。

「ミシンのメンテナンスってされてますか?」


ミシンを購入してから一度もメンテナンスなんてしてないって方、結構いっらっしゃいますよね。

意外と知られていないですが、ミシンは頻繁に使っている場合はもちろんですが、滅多に使っていない場合もメンテナンスは必ず必要なんですよ~

きちんとメンテナンスをしてあげることで、長く使い続けることができます。


ミシンのメンテナンスってなに?

まず、ミシンのメンテナンスってどんなことをするの?と気になりますよね。
ミシンって、どうしてもその性質上、布ぼこりや糸くずなどが内部にたまりやすいです。
ほこりがたまってしまうと、うまく縫えない原因となったり、故障につながることもあります。

またミシンは金属部品を使用していますので、油が切れてしまうと、異音がしたり、動きが悪くなってしまって最悪の場合は、プーリーを回しても重たくなってしまったり、固くなって動かなくなることもあります。

そうならないように、定期的に内部のほこりをきれいにとったり、油を差したりしてあげることをメンテナンスといいます。
ミシン専門店にお願いする場合は、分解掃除や古い油をきれいに落として新たに油をさしたり、点検も含めて外面もきれいに拭きあげてくれたりもしますよ~


ミシン内部の汚れ~⚠閲覧注意です⚠


ミシンの布ほこりなどが、特にたまりやすいのが、カマの周辺です。

下記の画像はプラスチックの黒いカマを外したところですが、場合によってはほこりがたまりすぎてそのカマ自体が浮いてしまっていることもありますよ😅
そうなってしまうと、糸目が悪くなってしまったり、全く縫えないこともあります。

こちらも、カマの内部に黒いほこりがビッチリたまってしまっていますね💦

皆さん、「うちのミシンはここまで汚れてないはず・・・」と思うかもしれませんが、
私も数年メンテナンスをしていなくて、ふとした時に針板を外してカマをみてみたら、この写真よりもっとひどい状態になっていることがありました😱
もはやほこりがフェルトのように固まってしまって釜も浮いてしまって・・・

気になる方は、今、ご自身のミシンを確認してみてください😂
意外と汚れていますよ~


こちらは縦釜タイプのミシン。汚れてますね~💦

ボビンケースまでほこりがたまってます😅

こちらは、縦釜タイプのミシンのカマの後ろに糸が絡みまくってしまっています😱
このままでは縫えないですね・・・


こちらはロックミシンの底の部分を開けた画像です。
ロックミシンは、布を切りながら縫うので、特に布ぼこりがたまりやすいです。

こちらは同じロックミシンの左側面です。

そしてこれがメンテナンス後の画像です!!
ピッカピカになってます~✨

最初のほこりがものすごい画像からは、想像が付きにくいかもしれませんが、こちらはbabylockさんの人気シリーズ糸取物語「BLS-3A」でした。


メンテナンスの効果

では、メンテナンスをするとどのようにかわるのか。
内部のほこりがきれいになり、新しく油もさすことで、針の上下する動きが滑らかになり、糸目もきれいになったりします。

ほこりがたまったままや、油がきれたり固まったりしたまま使用し続けてしまうと、調子が悪くなったり、故障の原因となってしまうことも。

調子が悪くて、壊れてしまったかもという場合もメンテナンスでまた調子が良くなることもあるので、メンテナンスは非常に大事です。


どこに持っていったらいいの?

では、メンテナンスをする場合どうしたらいいのか。
一番安心なのは、購入したお店にお願いすることです。

特にミシン専門店ですと、購入後のアフターやメンテナンスが無料の場合もありますよ~

ネットや通販、家電量販店などで購入された場合は、お近くのミシン屋さんに問い合わせてみてくださいね。


どのくらいの頻度でメンテナンスしたらいいの?

よく、どのくらいの頻度でメンテナンスしたらいいですか?と聞かれることがあります。
使用頻度などにもよるので、毎日何時間もミシンを使う方は、1年に1回でも少ない場合もあるかもしれませんね。

異音がし出したり、糸目が飛んだり、たくさん縫った後などは、早めにメンテナンスした方がいいと思いますよ。
滅多に使わない場合も数年に1度はメンテナンスをおすすめしています。

数年ぶりに久しぶりにミシンを使用するという場合や、人から譲り受けたりした場合も、使う前にまずは点検も兼ねて一度メンテナンスをしてから使うと、故障するリスクが軽減すると思いますよ。


自分で出来るお手入れ

本格的なメンテナンスは、ミシン専門店にお願いするのがいいですが、普段自分でも簡単にお手入れをしてあげるといいですよ~

以前UPしたこちらの記事では、針板を外してカマの周りのほこりをとったり、油をさしたりするやり方をご紹介していますので、是非参考にご覧くださいね。
ミシンの練習(メンテナンス編)



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皆様のハンドメイドの参考に少しでもして頂けるとうれしいです。
それではまた次回もお楽しみに!

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