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友達?

友達?

私をバリへ連れてきてくれて他にもいろいろな外国へ一緒に旅をしたKちゃんですが、Kちゃんは港々に女がいるような男性の女性版を目指していました。
とても魅力があり可愛い人だったので本当にいろいろな国へ行ってもすぐに彼氏を作っていました。
そんな私に彼氏の友達をあてがいますが、好き嫌いがはっきりしていた私は一人でホテルで過ごしたり、一人で買い物へ行くようになっていたのでした。
今思うとこれがあったので外国で一人で活動出来るようになったのでした。
これはある意味Kちゃんに感謝ですね。
でも本当は彼氏より私といる方が楽しいといつもいっていました。
なので3人でということが多々ありましたが、彼氏からしたら私はおじゃまだったし私も楽しくなかったので一人で行動すると言っていたのでした。
Kちゃんは家族で何かという事はいつも無かったので夏休みも私の家族とキャンプへ行ったりもしていて、夕食も一人だからと良く私の家でご飯を食べていました。
本当にとても仲良くしていたのでした。。。

でもバリで私が今の旦那様に出会ってからは、Kちゃんとの仲は少しずつ変化していきました。
バリでもKちゃんはもてたし本当に大暴れでしたのでいろいろと問題も発生して、その彼氏達からは私に電話や手紙が届いたりしてなんとか連絡して欲しいし会いたいというものでした。
そういう後始末的な対応は私がしてきていたので今の旦那様が一度だけKちゃんに面と向かい怒ったことがあります。
私が男性関係やその他でもいろいろなしりぬぐいをしていて、そんな対応に対しても私の対応が悪いという事を言ったりしているのを聞いていて、Kちゃんに向かって、
「いいかげんにしろよ」
「君は一度も自分が悪いとか、反省していると言った事がない」
「悪かったら、悪いと認め謝れ」と。。。。
びっくりしました。
どこかへ向かう車の中だったと思います。。。。
言われたKちゃんもびっくりして言葉がなかったようです。
でも彼女の周りではいつもそんな騒動がついてまわっていて、結局相手を悪く言って付き合いしなくなるという対応ばかりでいつかは私かもなと思っていたのでした。
お金も貸していたりしましたが、Kちゃんは稼ぎはよかったのですが、いろいろなものを買ったりして毎月自転車操業していました。
やりくりしてまた借りてをしないと回らなかったのでした。
この物欲も寂しさからなのだったのだと思います。
そんなKちゃんからは、
「あなたには素敵な彼がいるからいいよね」
「私には何もないから」と。。。。
そんな寂しがり屋なKちゃんをほっておけなくていろいろとやってしまった私も悪かったのですが、この自分の非を認めないと言った件からもいろいろとありもう疲れてしまい、旦那様と結婚することになったときある意味それまでの思いを手紙で書いてKちゃんに送りました。
バリでも旦那様はバリに住んでいる為Kちゃんの元彼や家族から連絡がはいったりしてとても迷惑もかけていたようでした。
そのとき既にKちゃんとは日本でもあまり会ってはいなかったのでした。
私は今までの思いなど全て伝えたけどそれでももし結婚式にきてくれるのだったらと招待状もいれました。
しかし、、、、、
返事は私が送った手紙をそっくりそのまま同封してきて
「そんな思いしていたのならその場で言えばいいのに根に持って酷いと」
「そして結婚式というのは頼んて来てもらうものだと」
やはりここでもそれまでの謝罪なんかもいっさいなく私が勝手にやった事だと。
私に誤ってほしかったのではなかったですが、迷惑をかけたみなさんに謝罪はして欲しかったです。
一番悲しかったのはこんなに仲良くしてきた人なのに頼まないと結婚式に来ないくらいなんだなと。。。
私だったら仲良くしていたら自分からお祝いしたいです。
この時、あ、もうこの人とは一緒にいるべきないと思いました。

今思うと私もアホで彼女の役に立っていることが嬉しかったし、喜んでくれていると思っていました。
でもKちゃんはなんとも思っていなかったのですよね。
他の友達にこのことを話すとまず私の事「お手伝いさん」としてバリへ一緒に来てもらうってところから彼女の私に対する位置みたいのが表れているし酷い話だと言われました。
今ならいろいろ経験したのでわかりますが、その時はバリに一緒にと言ってくれた事が嬉しかったのみでした。
それからいろいろな人の出会い別れがありましたが、旦那様が面と向かって怒った事がある私の友達と私は決別して正解だという事実があります。。。

でもKちゃんからはいろいろな楽しみ方も学んだし、Kちゃんには本当に感謝しています。
たまにどうしているかなと思いますがこの後私も人生でヘビーな事がいろいろと起こりますが、地元の友達からそんな私の話を聞いてもKちゃんは自分に対して嫌な思いをさせたバツだと私の事を言っていたようです。
これを聞いてつくづく離れて正解だと思ったのでした。怖い怖い。。。。

この時以来はハッキリ伝えて白黒つけ傷つけあうことはもうしていません。
今は白黒つけるというよりグレーで終わる良さを学びました。
今までなんとなく????と思う人とは一緒にいる意味がなくなってきているし、私の代わりに彼女、彼らに必要な人の場所をあけ、私も自分に必要な人の場所をあけるという意味から継続的に友人関係の断捨離はしてきています。
でもこれが出来るようになったのはつい最近で、それまでなんとなくずっと生きずらさを感じていました。
まじめで一生懸命やって旦那や友達や会社に裏切られたりすることも多くありました。。。
信じていた旦那様にもこのあと裏切られる事もおこります。そんな辛い時期を経て今に至ります。
(この後は『許す』という事を学びまずがこれはまた次回・・・)
そんないろいろな経験から人は成長します。
そしてその時必要な人達が周りにいてくれるのです。お互いに。
そういう人を大切にして生きる事が一番なのだと思いました。

旦那様は以外に人を見る目があるのだなーといまらさながらに思います。
今では旦那様のそんな対応をみて参考にもしています。
この感覚はなんなのかなーと思いますが、これもバリの不思議なのでしようか・・・・

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