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(日本史)大蔵と三蔵の意味

大蔵省(現在の財務省と金融庁)の大蔵は、6世紀の大和政権時代に、神物を納める斎蔵(いみくら)、大王家の財庫内蔵(うちくら)、政府の財庫大蔵(おおくら)の三蔵(みつのくら)という蔵の大蔵が由来らしい。

ちなみに、最遊記の三蔵(さんぞう)法師は人の名前では無く、仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に精通した僧侶(法師)のことで、三蔵法師の名前(字)は玄奘(げんじょう)三蔵の玄奘の部分。

ここでの三蔵は以下の3つで、物を貯蔵しておくための蔵ではない。
律蔵: 僧伽(僧団)規則・道徳・生活様相などをまとめたもの。
経蔵: 釈迦の説いたとされる教えをまとめたもの。
論蔵: 上記の注釈、解釈などを集めたもの。

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