見出し画像

語学学習1000時間の壁って知ってる?

前回の記事で自分の特性について話したが、
https://note.mu/sevf/n/n96330e4f1c8b

今回は、特性を理解した後に必ず理解しておかないといけない事を書いておく。ここを理解しないと三日坊主で勉強が終わる、はっきり言うと語学は永遠に習得出来ない。

自分は何を学習しているのか?

まずは、語学を学ぶ順番を理解する。語学学習は聞く、話す、読む、書くの4つのカテゴリーに分けられる。
分かりやすいのが、“赤ちゃんがどう言葉を学ぶか?”だ。この順番を理解していないと挫折する可能性がある。

正しい語学習得の順番は

聞く → 話す → 読む → 書く

赤ちゃんは最初から言葉を話さない(話せない)。あうあう言うが、圧倒的に聞きまくる。読む、書くなんてまずしない。
あらかた聞いて2歳くらいになると急に言葉を話し始めて意思疎通をし始める。
そうこうしているうちに、保育園、幼稚園で読む書くを練習して習得していく。

実は大人も同じプロセスを踏まないと学習が上手く進まない。学習で挫折する人はこの4つを意識しないから、頭の中が混乱した状態で効率悪く勉強している。

前回の話で出た文字タイプの人はこのプロセスに沿わないと思われがちだが、実はインプットとして同質である。文字を読んでいるが、頭の中で音に変換している。結果、最初のインプットととして“聞く”を行なっている。

さらにこれは、大人の利点で、音だけより文字を視覚的に認識する事で記憶に残りやすい。

学習の順番を正確に理解すれば、自分が何を学習しているかが分かる。

1000時間の壁

ではどのくらい“聞く”をしたら次の“話す”段階に行けるのか?

そこで目安になるのは1000時間だ。

昔、ジャン=フランソワ・シャンポリオンというエジプトの歴史学者がいた。
彼はラテン語、ギリシア語、ヘブライ語、アムハラ語、サンスクリット語、アヴェスタ語、パフラヴィー語、アラビア語、シリア語、ペルシア語、中国語を習得したと言われている。

彼は3ヶ月で一言語を話せるレベルになっていた。その勉強方法はとにかく質問しまくる。「〜って何ですか?」、「〜はどう言うんですか?」とかをネイティブに聞きまくる。
そうする事で少しのインプットから膨大なアウトプット、つまり“聞く”を作り出す。それを毎日質問しまくる。

3ヶ月と聞くと嘘っぽいが、実は可能だ。1000時間、その言語の音を聞くと、2歳児のたどたどしく話し始めるくらいになる。
3ヶ月で1000時間という事は1日11〜12時間勉強すれば達成できる。
彼はこれを実践していた。

1日11〜12時間取れない場合はどうすればいいか?
答えは簡単で、聞く学習、例えば、学習用CDを聞く、学校に行く、オンラインで話すなどを1000時間に達するまで毎日継続的にこなしていけば良い。

例えば、1日に3時間聞くことができれば、12ヶ月目の頭くらいになんとなく話せるようになる。
これをただ実践していく。

ここで注意しないといけないのは、11ヶ月目まではほぼ話せないということ、これだけ勉強しているんだからと思う事があるかもしれないが、1mmも期待してはいけない。話せる事はまずない。

逆を言うと諦めてはいけない。

1000時間の壁を突破さえすれば必ず話せるようになる。それまで何があっても絶対に諦めてはいけない。なぜなら、話せる未来を知ってるから。

#英会話 #話す方法 #語学習得 #コツ #諦めない #壁 #順番 #3ヶ月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?