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We Are The Worldとグローバルサウス

「We Are The World」は、1985に米国で発売された楽曲です。
全世界で2000万枚以上の売り上げを記録しています。

この曲は、「USA For Africa」として米国の著名アーティストを中心に、アフリカの飢餓や貧困を解消したいとの願いを込め歌っているキャンペーン・ソングでした。

この曲の作詞作曲は、マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作で行っています。

参加アーティストは47名とも言われ、特にボーカルとして参加されているのはスティーヴィー・ワンダー、ダイアナ・ロス、ティナ・ターナー、ビリー・ジョエル、レイ・チャールズなど21名となっています。

参加者は、ノーギャラのチャリティーでCDの売り上げは全額寄付されたそうです。
ノーギャラとしてはいますが、参加者には記念の24金のピンバッジが配られたとも言われています。
 
この曲が発売された39年前の1985年には、エチオピア飢饉が1984年から1985年にかけて発生し、約100万人が餓死したとも言われています。

なお、2019年時点では、アフリカ難民が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の推定によると、アフリカの難民は世界で最多の2,421万人と言われています。
 
2019年時点での国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の推定によると、アフリカの難民は2,421万人で、世界で最も多い人数です。
内戦や民族紛争、人権侵害、干ばつ、飢餓などさまざまな理由で自国を離れ、他国に逃れる人々が多くいます。

ウガンダ、ケニア、エチオピア、スーダンなどの東アフリカの4ヶ国で約400万人の難民を受け入れており、ウガンダはアフリカ最大の難民受け入れ国であり、深刻な資金不足が大きな問題となっています。
 
ちなみに、現在の世界経済ではアジア・アフリカ・中南米にある、かつて多くが開発途上国と呼ばれていた国々が「グローバルサウス(Global South)」と呼ばれ、国際社会で大きな存在感を持つようになっています。

爆発的に経済成長を遂げつつある国もありますし、未だ経済発展途上の国や、貧困に苦しむ国もあります。

それでも、世界の経済成長にはグローバルサウスが与える影響力が増していると思います。

投資信託などを通じて、グローバルサウスに投資する事で、各国の社会問題解決の一助になるかも知れませんね。
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

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