見出し画像

「倫理と向き合う」を大切にするエシカルコンビニと、 金魚真珠の出会い

2022年11月から、ETHICAL CONVENIENCE STORE に金魚真珠のジュエリーが並ぶことになりました。

SEVEN THREE.の特設サイト、ブランドのストーリーを届ける動画も公開されています。撮影のために伊勢志摩まで足を運び、金魚真珠がジュエリーになるまでの過程、ディレクター尾崎と祖父の想いも取材していただきました。

エシカルコンビニとは?

コンセプトは、「倫理と向き合うコンビニ」。生物分解が可能な雑貨や、動物の権利や福祉に配慮しているアパレルなど、環境問題、社会課題に対してアプローチをしている国内外100以上のブランドの商品を取り扱っています。阪神梅田本店を含めて、実店舗は全国に2店。SEVEN THREE.のジュエリーは、オンライン及びITOCHU SDGs STUDIO内にある店舗で購入可能です。

エシカルコンビニは、今日の自分が何を考え、どんなものを手に取ってお金を払うのか。その行動の一つひとつが、どんな未来につながっているのか?消費の先にある未来について、少し立ち止まって考えるきっかけをくれるお店です。

今回は、なぜエシカルコンビニというものが生まれたのか?なぜ金魚真珠を選んでいただいたのか?について、ディレクターの坂口真生さんにお話を伺いました。

坂口真生(Mao Sakaguchi)
GENERATION TIME株式会社 代表 エシカルディレクター
高校でアメリカへ渡り、大学卒業後ニューヨークにて音楽業界に携り、自社音楽レーベルを設立。 日本へ帰国しアッシュ・ペー・フランスに入社。 2012年、日本最大のファッション・デザイン合同展示会「rooms」で日本初となるエシカルをテーマとしたエリアを立上げる。 SDGsやEGS等の関心の高まりから、多角的なエシカル/サステイナブルのビジネスコンサルティングを多数先導。 2021年、エシカルコンビニを始動。 同年独立し、GENERATION TIME株式会社を創業。 J-WAVE「ETHICAL WAVE」ナビゲーター。日本エシカル推進協議会アドバイザー。 アファンの森・アンバサダー

エシカルコンビニは、どのように生まれたのか?

──エシカルコンビニは、どのような発想から生まれたのでしょうか?

もともと軸には、「物の背景に思いを馳せてもらう」というのがあって、消費者にとってどんな接点を見出していくか?を考えたときに、一番身近な存在がコンビニだと思ったんです。

ただコンビニは、資本主義社会と効率至上主義の象徴でもありますよね。素晴らしい仕組みではあるけれど、効率を優先するため排除したものもたくさんある。人の健康よりも、効率性を優先してきた歴史があると思います。

僕らはそういった、従来のコンビニの構造に対するアンチテーゼという意味も込めて、「エシカルコンビニ」という名前をつけました。同じコンビニを名乗りながら、対極とも言える僕らのお店では、何を取っても倫理的なアイテムが揃っています。

──食品、生活雑貨、ジュエリー。様々なアイテムが揃っていると思うのですが、何か選定されている基準やルールはあるのでしょうか?

エシカルコンビニの公式Instagramより

大前提として、環境や社会に配慮されていること。もともと僕は衣・食・住のどれかに限定する必要はないと思っていたので、カテゴリーで取り扱うアイテムを制限しているということはありません。

選定基準で一番大切なのは、「人」だと思っています。作っている人の、どんな思いからブランド・商品に込められているのか。どんな思いで活動をされているのか。直接聞かせていただいてから、一緒に出来ることがあるかどうか、お話させていただいています。

エシカルコンビニと、金魚真珠のつながり

──今回、エシカルコンビニになぜ金魚真珠を選んでいただいたのでしょうか?

実はディレクターの尾崎さんとは2年ほど前に出会っていて、SEVEN THREE.のブランドストーリーについてはお話を伺っていたんです。

「お爺さまのお手伝いをしたい」という思いから生まれたという背景も、今まで着目されてこなかった資源・真珠に新しい価値を見いだす方法で、産業と環境を守っているという点もすごく素敵ですよね。何かご一緒にできるタイミングがあれば、という話は以前からさせていただいていました。

僕はもともと、「エシカルブランドのストーリーを映像で届けたい」と思っていたんです。写真と文章だけではなく、映像で見ていただくことでブランドへの理解度や共感はとても深まると思うので。

今回、エシカルコンビニのサイト内でようやくそれが実現できるようになったので、トップバッターとして尾崎さんに声をかけました。撮影では実際に伊勢志摩まで足を運んで、SEVEN THREE.のジュエリーが出来上がるまでの過程と込められている思いについて、届けています。


背景を知ることで、選択肢を増やしたい

──エシカルコンビニは、自分が何かを購入・消費することに対して、問いを投げかけてくれるように思います。

まさに、僕らが大事にしていることです。気になったものを手に取る時に、素材や誰が作ったのか、どうやって運ばれてきたのかなど、ものにある背景を考えてみる。エシカル消費というのは、そういった気づきの連鎖を生むものだと思っています。

大量生産、大量廃棄を加速させる消費ではなく、自分自身にとっても社会にとっても気持ちの良い選択がある。そのことをもっと知ってもらいたいと思いますし、伝えていきたいと思っています。

──坂口さん、今回は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

ありがとうございました!今後とも、よろしくお願いします。


【ETHICAL CONVENIENCE STORE】

公式Instagram
https://www.instagram.com/ethicalconvenience_store/


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?