感性のリハビリ

先ほど子ども２人を寝かしつけて、ようやく静かな時を過ごしております。
みなさま今日もお疲れ様でした。

ただの日記（というかもはや呟き）なのですが、どこでもいいから旅に出たい。と突然そんなことを考えております。

現実逃避したい〜とかそういうことでは無いのですが（そもそも出不精なのであまり「旅行に行きたい」とか思わないタイプ）、

旅行がムリでも、フラフラと無目的に街歩きとかしたい。

なんかね、年始から頭でっかちというか、「感性が枯れてるな〜」って思う場面が多々あるんですよね。

「やりたいかどうか」とか「自分はそれに対してどう思うのか」とか「何の制限もなかったとしたら一番の理想は何なのか？」とか「そもそも何がしたいのか」とか、そういうことが全っ然、出てこないんです。

これらは、別に「描かなければいけないこと」ではありません。むしろ、やるべきことが多ければ多いほど、もしかしたら邪魔になるものかもしれない。「現実と理想のギャップが〜」とか悩まずに、淡々と目の前のタスクをこなしていけたほうが効率良さそうだし。

でもね、それだけだとやっぱり味気ないというか。

もともとは、人からは夢物語だと言われそうなこととか、くだらないこととか、妄想するのが大好きなんです。

なぜなら、それらを考えるときってワクワクするし、（実現するかどうかはさておき）将来の希望が明確になるし、自分に期待していることとかもあったり、憧れの人たちに思いを馳せたり。全部、なんか感情がキラキラワクワクして楽しいんですよね。

なので2023年も「ウィッシュリスト」的なものを書いておこうかな〜なんて、子どもが寝静まったあとに何度かノートを広げてみたんです。

……が、これがなかなか出てこない。

そもそも、私は何をしてるときが幸せで、何にときめくんだっけ？どんなことを面白いと感じるんだっけ？

日々の「やるべきこと」に追われすぎると、「自分がどう思うか」は時として邪魔になることがあるから、無意識に考えないようにしていたのかもしれません。

考えないようにしていると、段々と、本当に分からなくなっちゃうんですね。

心の動きや声がキャッチできなくなる、というか。

それで、冒頭の「旅に出たい」が出てきたんです。

フラフラと行き当たりばったり、無目的に心ゆくままに動く。そうしているうちに、「あ、コレ面白そう」「行ってみたいな」「見てみようかな」などと、自分の心の声がキャッチできるようになるんじゃないかな？と。

まあ、現実問題、まだ０歳の赤ちゃんを育てながら気ままな旅に出ることはなかなかハードルが高いのですが。

まずは「旅に出たい」という自分の声がキャッチできた、ということで。

よく考えたら、別に旅に出なくとも、感性のリハビリはやっていけますよね。

「今日、家族の予定や好き嫌いや冷蔵庫の中身などを無視するとしたら、自分は本当は何が食べたい？」とか（地味？）。

そんな感じで、自分の心の動きにも意識を向けつつ、もう少し日常に彩りやワクワクを取り戻していきたい所存です。