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新幹線←→新幹線

前代未聞とはこのことかと思ったのが、今日の新幹線連結が外れたニュースでしたね。幸いにして、大事故には至りませんでしたが、こんなことが起きるんですね。乗客の証言によれば、音もなくスーッと列車が止まったとのこと。

仮に、これが東海道線や中央線などのダイヤが稠密な路線で起きたなら、追突事故が多数発生してもおかしくない状況だったのです。

先日もデルタ航空の飛行機が、自社同士で滑走路上で接触し、片方は尾翼がもがれてしまったのんですから、とんでもない話です。
そうでなくても、JR貨物の貨車の輪軸の締め付け圧力のデータ改ざんが、実に多方面にわたって行われていた事実が発覚。

少し前には、日野自動車・トヨタ・ダイハツなど、名だたるメーカーの不正発覚により、型式指定が外されるという、自動車メーカーにとっては屈辱的な指示が出されましたね。

日本の品質は最高水準にあると豪語している裏で、こんな手抜きが横行しているという事実を、一般市民は知らずに車を乗り回し、鉄道で大地を駆けて、己の欲望を発散しているわけですが、その道具としての車両の欠陥や欠陥に至るかもしれない手抜きが行われているのを知ったならば、とても安心して利用できなくなってしまいます。

メーカーの一員として働いているうちに、知らないうちの芽生えた「慢心」が原因だとすれば、それは誠に人間臭くそして過去から解決せねばならない大命題です。にも、関わらず、次々に発覚する問題は根絶が困難なのでしょうか。おそらく、人間がかかわっている部分がある限り、この問題は無くなることは無いでしょう。

そして、機械化ましてAIに頼る機械化が本流となっても、そのアルゴリズムの大本を作るのが人間である以上、決してトラブルが地上から消えてなくなることは無いでしょう。ただ、AIは正常に動作している限り、繰り返しの動作には無類の正確さを発揮します。正常な状況を再現している限り、トラブルの発生は限りなく「ゼロ」に近づくことは間違いありません。

でも、心して道具を使える立場ならいざ知らず、他人に委ねるしかない場合は、何か起きたなら、それは誠に不運としか言いようのない事実に愕然とします。さあ、あなたの運はどのくらい強いんでしょうか。
運命数に聞いてみましょうか?

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