タイサンボク
今住んでいるマンションは、かなり細かに手入れをしてくれるのですが、植栽にもそこそこ力を入れてくれるので、皐月やツツジの季節は、本当に綺麗に咲きそろってくれます。
そして、つい最近ですがいきなり固定タイプの1.5m角の花壇が全て植え返された話は記事としてアップしましたが、その中心に植えられたタイサンボクがこのように半開状態になりました。
そして、今朝、猛烈な風の中ですが、タイサンボクの大きな花はしっかりお咲いていました。
通常、深山幽谷の中にひっそりと咲く大型の花ですが、意外にも街路樹として活用されだしているとは、知りませんでした。
昔は自分の生えていた土壌以外での生育がとても難しい種類と思われていたのですから、隔世の感が有ります。
自然を作り直す能力は素晴らしいとは思いますが、稀少価値がどんどんなくなっていくのは、いかがなものかとも思います。
自然科学者ではありませんが、大いなる自然を変えていこうなんて大胆な行動を起こすと、いつか自然からしっぺ返しを食らう日が来ると私は思う立場です。
目の前に咲いているタイサンボクを見て、こんなことを思う人もほとんどいないとは思いますが、微々たる存在からの人類への警鐘と言ったら、大袈裟でしょうか。
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