Helpマークなのに
足を悪くして、1年たちました。
その間、多くの人に座席を譲ってもらいました
そして、今日、とても感動したこと、それは、あの赤い十字のヘルプマークを付けていた人が、席を譲ってもらって、座ったばかりでしたが、数分経ったら私に声をかけてくれて、「どうぞ」
ヘルプマークが目に入っていましたので、遠慮したのですが、「どうぞ。」と勧められて、ありがたく座らせてもらいました。
チョット、疲れていたので、本当にありがたかったですね。
こう言っては何ですが、そんなやり取りが行われている際中でも、ゲームに夢中になっている30代の男性が、優先席にどっかと座っているのです。
視界には明らかに入っているはずなのに、まったく頓着しない様子に、この意識の違いは何なんだろうと思います。
でも、この男性が高齢に達して、よくある膝関節症になって、「座りたい」のに「座れない」状況に置かれ時に、今日のことを思い出すでしょうか。
恐らく、そんなことより座らせてくれよと頭の中では、目の前に座っている人たちに対して、無言では有りますが、抗議しているのではないかと想像します。
もし、仮に、今日のことを思い出したとしたら、「あぁ、俺はなんて思いやりが無かったんだろう。」と後悔するかもしれません。でも、後悔先に立たずです。自分も若いときには、そんなことを思いもせずただ普通に座っていたことが有ったかもしれません。
それでも、働き盛り以降は座席を譲ることはかなり意識して行ってきました。時には、「俺はまだ若いんだ。」とにらむ人もいれば、「次の駅で降りますから。」と、座らずに目の前に立ったままなんてこともありました。
譲った方が、ばつの悪い思いをするケースも多々あります。
でも、今こうして実際に譲っていただくと、本当にありがたいと思います。
ですから今では「ありがとうございます。助かります。」と、言葉がすんなり出るようになりました。
でも、できるなら、また痛みが無くなって、席を譲る方の立場になりたいものです。
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