会社とともに歩んできた9年間、入社時から変わらないある想いとは
こんにちは、セブンリッチグループのnoteチームです。
株式会社Seven Rich Accounting(以下SRA)は2011年にオフィスを構え、2020年で創業9年を迎えることができました。今回は創業した2011年から9年間SRAを支え続け、現在はクライアント約700社を統括する責任者のひとりである、泊宏次(とまり ひろつぐ)へインタビュー。
SRA設立当初はどんな仕事をしていたの?9年間働き続けているけど、転職を考えたことはなかった?など、ちょっとぶっちゃけた話も伺いました。
高校時代の先輩だった、代表との再会
——泊さんはSRA設立から現在までを知るメンバーと伺いましたが、当時入社することになったきっかけは何だったのでしょうか?
高校時代に野球部の先輩としてお世話になった、代表の服部から声をかけてもらったことがきっかけです。
そもそも会計や税務の仕事には興味がありまして。というのも、学生時代に自分の周りで相続が発生して、家族がバタバタしていた時期があったんです。
家族は税理士に相談しようと考えていたのですが、なかなか相談できる人が見つからなかったみたいで。困っている家族に対して何もできない自分にやるせない気持ちになったことを覚えています。そういったことがきっかけで、税理士を目指して会計税務の勉強を始めました。
——そこから服部とはどういうつながりで?
私が税理士資格の勉強をしていることが、知人経由で服部の耳に入ったようで、採用に向けて話が進んでいきました。
——そこで入社を決意したのですか?
そうですね。服部の「身近な人を助けたい」という思いが、自分が税理士を志した動機と重なりまして。
それに加えて当時のSRAは、オフィスを構えてまだ4ヶ月ほどだったので、ゼロから会社を大きくしていく楽しさを味わってみたかったこともあり入社しました。
会社としては着々と成長していったが、社員としては.....
——入社してからはどんなお仕事を?
領収書の起票(取引内容をデータとして整理すること)からお茶汲みまで、会計業務に加えて社内でできる雑務はなんでも行っていました。
——社外で営業などはされましたか?
それは代表がしていて、服部が契約したクライアントを自分やほかのメンバーが担当するという感じでしたね。
当時は若い経営者の相談相手が年齢の離れた税理士先生という場合が多く、世代が近くて話の合う税理士というのは売りになっていたんだと思います。
しだいにクライアントが別のクライアントを紹介してくれて、会社設立当初から掲げていた目標1,000社に向けて一歩ずつ歩んでいく実感がありました。
——比較的順風満帆だった?
会社としては毎年成長していって、クライアントの数も右肩上がりでした。ですがいち社員としては耐え忍ぶ時期もありまして。
いまほど会社に知識が蓄積されていなかったので、地道に税務署や法務局に足を運んだり、自分で仮説を立てて答えにたどり着いたり。そういったことを長時間労働でカバーしていたので、ストイックな環境だったとは思います。数日間会社に泊まり込むこともありましたね。
いまは会社のビジョンにマッチしたメンバーが増えてきて各業務の効率化も進んでいるため、労働時間の量でカバーしているということはかなり少なくなっています。
脳裏をよぎる「転職」の2文字、それでもSRAを選ぶ理由
——言いづらいかもしれませんが、そんなたいへんな時期に転職したいと頭によぎったことは?
正直ありますね.....(笑)。 外部から「うちへ来ませんか」とオファーをいただいたこともありました。
——そのときは揺らぎませんでしたか。
気持ちが傾きそうにはなりましたが、まだ自分はこの会社で結果を出せてないなと思って。
やりたかった医療系の仕事を代表が取ってきてくれたり、それこそ入社のきっかけも代表の服部だったので、それに対して自分はどうなんだ、まだまだこれからなんじゃないかって。そう思っていたらあっという間に入社10年目、SRAではベテランの層になってしまいました(笑)
——それでSRAで働くことを選び続けているのですね。そのほかにも働き続けるモチベーションはありますか?
毎年自分の想像もできないようなことが起こっていくのが、働いていて楽しい要素のひとつです。
新しい人が入社してきて組織のあり方が変わってきたり、会計業務だけでなくパーソナルジムやママさん向けのお弁当を作る事業部ができたり、同じ年は1年としてないんですよね。そうした「変化」や「挑戦」が日常的な職場だと思います。
——泊さんご自身にも変化などは?
もちろんたくさんあります。代表の服部とは毎月1対1で話す機会があって、そこで話す内容は入社時とは大きく変わりましたね。
入社した当時は自分がこうしたいとかこうなりたいとか、自分にフォーカスした話題が多かったんです。それから徐々に人が増えてきたというのもありますが、面談のときに自分の話だけでなく周りのメンバーの話題が多くなってきて、自分の視野が広くなったのを感じます。
心理的安全性を担保して、自己実現ができる組織へ
——現在はどんなお仕事を?
やっていることは基本的に会計税務です。ポジションとしては、クライアント約700社を統括する責任者のひとりでして、組織づくりも行っています。
——どんな組織をつくっているのでしょうか?
目指しているのはメンバーの心理的安全性が確保されている状態で、多様性を表現できるような組織です。会社という場を活かして、メンバーにはやりたいことに挑戦したり、こうありたいと思える自分に近づけたりというように、それぞれ自己実現を達成してほしいと思っています。
そのためには大前提として、安心感を持って行動に移せる環境であることが必要だと思っていて、お互いに個を尊重し合い、困っている人がいたら支え合える組織が理想的だと思いますね。
仕事のやりがいと働きやすさが両立することは簡単じゃないんですけど、そこはずっと追い続けていきます。
——「困っている人を支えたい」というのは、泊さんがSRAに入社したきっかけともつながりますね。
士業という業界は内向的な人が多いと言われていますが、SRAではひとつの仕事を黙々とひとりで行うことは少ない会社です。
周りをよく見て、身近な人のために何かしたいと思える人と一緒に働きたいし、自分もそうでありたいと思っています。
Seven Rich Accountingでは、スタッフを募集しております!
「幅広い業界のクライアントと接点を持ちたい」
「同じ仕事だけでなく変化のある仕事をしたい」
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そんな未来のSRAのメンバーをお待ちしております。興味を持っていただけましたら、ぜひお話しさせてください!
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