業務内容はどう変わった?会計事務所で18年経験後、SRAへ転職した吉村に聞く
会計や税務に関する業務は、国内の事務所であれば基本的な業務は似通っています。しかし、2022年にSEVENRICH Accounting(SRA)へ入社した吉村 悟は「SRAには前職の会計事務所と異なる点が多々あり、転職という選択は間違いではなかった」と話します。
今回のnoteではSRAの業務内容や、その特徴をご紹介します。
<制作に協力してくれたメンバー>
ある日の業務内容
こちらは会計スタッフ・吉村のとある1日の流れです。
朝、事務所に到着したらクライアントからのメールや、社内のメンバーからチャットが送られているかを確認。前日の退社前には次の日の予定を確認していますが、急ぎの業務が発生しているかをチェックしてから、改めて今日のタスクを決定します。
9時からは、担当しているクライアントの月次試算表を作成します。SRAの業務は基本的に分業制。クライアント1社に対して、プリペアラー・レビュアー・インチャージという役割の3人のスタッフがチームを組む「プロジェクト体制」を採用しています。
プリペアラーはクライアントの窓口として、証憑の受領やデータ入力、仕訳などを主に担当します。レビュアーはプリペアラーが作成した書類をチェックする役割で、フィードバックを通じてプリペアラーの成長をサポートします。
インチャージはチームの責任者であり、このプロジェクトのマネジメントを担当します。そのほかにも、決算報告書や税務申告書などをクライアントに提出する前に、最終レビューなども行います。
たとえば、仕訳から税務申告書の作成までを代行しているクライアントの場合、プリペアラーがクライアントから証憑を受領。取引ごとに仕訳を起票し、会計ソフトに入力します。月次試算表を作成したら、レビュアーがその試算表をチェックします。
最後に、チームの責任者であるインチャージが目を通したら、クライアントへ試算表を提出して月次の業務は完了です。年に1度の決算や確定申告、年末調整に関係する業務も、同様のチェック体制で取り組んでいきます。
吉村が担当している役割は、レビュアーやインチャージ。メンバーが作成した試算表に対してアドバイスすることもあれば、クライアントによっては試算表、決算報告書、税務申告書の作成を自身で行う場合もあります。
11時から15時までは、クライアントや、社内のメンバーとのミーティングの時間です。クライアントとは基本的にビデオ通話でコミュニケーションを取り、試算表の見方や業績などを説明します。社内ミーティングでは、同じチームのメンバーや他チームのメンバーと情報を共有します。
15時からは再び月次作業に戻り、18時ごろになったら今日の業務を振り返り、翌日のタスクを整理して、その日の業務は終了です。
前職の会計事務所とSRA、業務に変化はあった?
転職して半年以上が経過し、新しい環境にも慣れてきたと話す吉村。前職の会計事務所と大きく異なる点がいくつもあると言います。
誰かと業務を分担する体制
まず、吉村が前職と異なるポイントとして挙げたのは、メンバー同士で話し合う機会が増え、手に入る情報が増えたこと。SRAではクライアントごとに3人1組のチームを組むため、チーム内で業務報告や相談を頻繁にします。レビュアーを担当することが多い吉村の場合、インチャージのメンバーに日々サポートしてもらっていると言います。
社内ミーティングの増加
レビュアーを務める吉村は週に1度、東京事務所と札幌事務所のレビュアー全員が集まるミーティングに参加します。ここでは主に、チームごとに今週やるべき業務の確認や、業務の改善案、成功事例などの情報共有が盛んに行われます。
たとえば、あるチームのリソースが足りずスケジュール通りに業務を遂行できない場合、手が空いているほかのチームから応援を送ったり。新しいクライアントをどのチームが担当したいかを話し合ったり。各チームの状況を毎週把握することで、お互い助け合いながら仕事をしています。
担当するクライアントの増加
吉村は前職のクライアントとオンラインで話すことはなく、クライアントの事務所や自宅へ頻繁に訪問していたそう。一方でSRAの場合は、クライアントとオンラインでやり取りすることがほとんどです。
移動時間がなくなったことに加え、3人1組でクライアントを担当できることなどから、関わることができるクライアントの数が約1.5倍に増えた。それに比例して、自分の中に知見が増えてきたと言います。
転職を検討されている方へメッセージ
わたしたちと一緒に、会計や税務からクライアントの成長をサポートする仲間をお待ちしています。興味がある方はこちらからご応募ください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?