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「本を介したコミュニケーションを」Seven Rich Accountingの読書にまつわる話

こんにちは、セブンリッチグループのnoteチームです。

突然ですが皆さん、自宅や通勤・通学時間などを利用して読書をする習慣はありますか?

文化庁の「国語に関する世論調査(2018年度)」によると、16才以上の男女の47.3%が1ヶ月で1冊も本を読まないと回答したそうです。約2人に1人が読書をする時間が全くないということから、読書を習慣として身につけることの難しさがうかがえます。

一方で株式会社Seven Rich Accounting(以下SRA)では、仕事をする上でメンバーが同じ本を読み、コミュニケーションを円滑に進めるため、自ら考える人になっていくために読書を積極的にしていこうという文化があります。

SRAが読書を大切にする理由、それは共通言語を増やすこと

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そもそもSRA内で読書を習慣化しようという雰囲気になっているのは、代表の服部が仕事の役に立つ本からおすすめのマンガまで幅広いジャンルの本をメンバーに紹介しているのが始まりでした。

メンバーの共通言語を増やそう。

これはセブンリッチグループ代表の服部がたびたび口にしている言葉です。コミュニケーションのベースとして、代表の思い描く世界観や業務の進め方を本を通じて共有し、「ああ、これはあの本で言っていたことだね」とスムーズに理解してもらうためです。

たとえば、新入社員には『レバレッジ・リーディング』を推薦しています。

先人たちの知恵が凝縮された本という情報の塊を、これからたくさん読んで自分のものにしていくために、どう付き合っていくかが解説された本です。

読書文化が根付いているSRAを知ってもらい、考える人になってほしいという代表の思いを感じる、最適な選書です。

ほかにも、ミッション・ビジョン・バリューを決める合宿では課題図書が指定され、その本をもとにメンバーが議論を進めていくこともあります。

このようにSRAでは本という共通の情報源を介したコミュニケーションが起こりやすいのです。

「読書を習慣化できない...」そんなメンバーのための”朝の読書会”

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SRAには読書の習慣を持っている人が多いですが、中には読書が元から大好きなメンバーばかりではなく、苦手なメンバーもいます。

テレビ、SNS、動画サイトなど簡単に情報を得られるコンテンツが溢れている世の中。自発的に読書をするのが苦手な人も多いとは思いますが、SRAに来てから読書量が増えたメンバーも少なくありません。

その秘密は、「朝の読書会」にあります。

「朝の読書会」とは、普段業務をともに行っているチームごとに集まり、本をテーマに語り合う会です。

あるチームでは、毎週月曜日の朝、渋谷のミヤシタパークにある「パンとエスプレッソとまちあわせ」というお店に集合。モーニングを食べながら、週ごとの課題図書をみんなで読みます。はじめから読んでもいいし、かいつまんで読んでもいい。読み方は自由です。

30分の読書が終わるとひとりずつ気づいたことを共有していき、わからないことがあれば他の人からフィードバックをしてもらうなどの意見交換をしていきます。

もちろん強制参加ではありませんが、こうした「朝の読書会」を週に1度設けることによって、1ヶ月で少なくとも4冊の本に触れることができるのです。

読書をして完結ではなく、アウトプットまで結びつける

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読書会の良いところは主に2つあります。ひとつは、1冊の本を介してメンバーとコミュニケーションをとれること

丸山:社会人はインプットをして終わりではなく、アウトプットまで結び付けると、読書の時間がより豊かになり仕事にもつながると思います。

「朝の読書会」を企画した丸山はこう語ります。「朝の読書会」では30分という限られた時間で集中して読み、その後メンバーに共有する時間があります。一般的には30分で本1冊はなかなか読み切れませんが、それでも大丈夫なのです。

そこでインプットした情報を言語化することで、読みきれなかった部分の内容を補い合うことができ、記憶として定着します。

丸山:出てくる感想が十人十色で「そんな見方があるのか」と視点の違いを実感するのが面白いし、その独自の視点からメンバーの価値観が垣間見えるのが楽しいんです。

読書会のもうひとつの魅力は、自分が普段手に取らない本との出会いの場でもあること

SRAに入社したらまず読んでもらう本『入社1年目の教科書』を、あえて入社して数年が経過したメンバーが読書会で読んでみようということになりました。

「何があっても遅刻はするな」「メールは24時間以内に返信せよ」のように、書かれている内容は社会人として基本的なことばかりですが、「頼まれなくても議事録を書け」「仕事は根回し」など、どの年代のメンバーもあらためて学べる部分も多く、充実した読書会になりました。

自分で本を選ぶとなると、どうしても好みで偏ってしまいます。読書会に参加すれば、自分では選ばないような本と出会うことができ、新しい発見や意識が芽生えることもあります。

こうした読書会だけでなく、普段からおすすめの本を紹介したり、されたり。SRAでは日常の中に本が溶け込んでいるので、無理に読書習慣を身につけるのではなく、自然と本を読む量が増えていくのです。

おまけ:SRAのバイブルはこれ!

『嫌われる勇気』

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、人生に悩むすべての人に向けた本。哲人と青年の対話によって、アドラー心理学が平易に解説されています。


『ゆっくり、いそげ』

マッキンゼー出身でクルミドコーヒー店主の著者が語る、カフェからはじめる人を手段化しない経済論。「仕事の正体は時間である」と独自の理論を展開し、時間と闘う日々を過ごすのではなく、時間を味方にする方法が書かれた本です。

他にもおすすめの本はたくさんありますが、この2冊はSRAのメンバーのほとんどが読んでいるバイブル的な本です。読んだことのない方はぜひ、読んでみてくださいね。

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