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心理的に余裕のある経営意思決定が可能に。株式会社iHack様の資金調達コンサルティング導入事例

「自社にマッチする金融機関やキーマンに出会えない」
「資金調達活動に時間を割けない」

金融機関との接点創出や関係構築についてお悩みの企業へ、SEVENRICH Accounting(SRA)では、資金調達コンサルティングサービスをご提供しています。

今回のnoteでは、2024年春に本サービスをご利用いただき、当初希望された額の約2倍の融資を受けた、株式会社iHack代表の富田 真人様にインタビューを行いました。

株式会社iHack
広告代理事業、ITコンサルティング事業、MCN事業(インフルエンサー事務所:poppu)、Vtuberプロダクション事業(Vtuber事務所:あいぷろ)など、主にデジタルマーケティング領域で事業を展開。2024年現在創業5期目。

富田 真人(とみた まさと)様
株式会社iHack代表取締役CEO。学生時代は株式会社キュービックで2年間、Webマーケティング・採用に従事。2019年4月株式会社リクルートに新卒入社。同年9月に株式会社iHack設立。写真右。

溪 晃太朗(たに こうたろう)
慶應義塾大学卒業後、メガバンクに4年半勤務し、主に法人向け融資営業を経験後、2023年、SEVENRICH Accounting融資事業部へジョイン。現在は金融機関とクライアントを繋ぎ融資調達をサポートする業務に従事。写真左。


金融機関とのミスマッチ経験から、SRAの資金調達コンサルをご利用

——iHack様が資金調達コンサルティングサービスを利用された経緯を教えてください。

富田:iHackを創業してすぐ、2019年ごろに、知人からスタートアップに強い会計事務所があるとSRAさんを紹介されて、会計や労務、法務などの業務をお任せしていました。

お付き合いが始まってから数年後、iHackの事業規模が拡大する中で会計部門の担当者の方に金融機関をご紹介いただき、融資もサポートしていただいたことがあって。希望に近い額を借り入れでき、そのときの実績から今年もSRAさんにお願いするのが確実だと思い、再びお願いしました。

——創業期からつながりがあったということでしたが、なぜ第三者に融資の仲介を頼もうと思いましたか。

富田:銀行とコミュニケーションを取る際に、専門的な意見も取り入れながら進めるのが良いと思ったのが大きな理由です。

もともとは決済用の銀行口座を持っていた程度で、金融機関との接点がほぼありませんでした。その状態で、メガバンクに融資の審査をしてもらえないか、過去に一度自分だけでドアノックしたことがあったんです。

今思えばいきなりメガバンクから融資を受けるのは難しいと分かるのですが、最初はそういったことは知らないじゃないですか。お断りされた経験から、どの金融機関にどんなアプローチをすべきかを把握している融資のプロにお任せする方が良いと思って、SRAさんにお願いしました。

希望額の約2倍の資金調達に成功

——今回のiHackさんとの取り組みは、融資事業部のコンサルタントである溪さんが担当しました。どんな取り組みからスタートしましたか。

溪:2023年の12月ごろにご相談をいただいて、それから金融機関に提出する借入申込書や事業計画書のような必要資料の準備や、銀行面談、契約、2月の着金に至るまで一気通貫でフォローいたしました。

サービスの流れ
①無料個別相談
②資料一覧リストの作成
③資料の準備
④金融機関宛相談
⑤金融機関とのコミュニケーション
⑥面談シミュレーション
⑦銀行面談
⑧面談後のフォロー
⑨契約の締結
⑩着金

SEVENRICH Accounting「資金調達コンサルティング

溪:基本的に初期のご相談から着金までは約2ヵ月を想定しています。最近は、金融機関がスタートアップやベンチャー企業への支援に力を入れており、忙しくなっている関係で着金まで2.5~3か月かかるケースが増えています。

富田:最初は、事業内容や財務状況を溪さんに共有したり、組織規模を拡大するために採用に力を入れたい旨を伝えたり。あとは融資額について相談しましたよね。

今のiHackがどれくらいの融資を受けられるのか分からなかったので、「集められるだけ集めたいけど、具体的にはこれくらい借りられたら嬉しい」という感じで溪さんに話しました。

そうしたら、「今のiHackさんの状況であれば希望額よりも借り入れできますよ」と言ってもらえたんです。

溪:無理して借り入れ額を増やそうという提案ではなく、iHackさんの財務状況や過去の実績、事業の成長性から、富田さんの希望を上回る融資を金融機関にお願いできると思ったんです。

iHackさんの場合はSNSマーケティングによってクライアントである化粧品会社様のブランドグロースを支援しています。今後もSNSマーケティング市場が拡大するのは明らかですし、化粧品市場もコロナ禍明けのインバウンド増加に伴い、市場拡大が見込まれています。

また2023年には、クリエイターが所属している事務所を新たに買収し、iHackさんの事業規模が拡大しています。市況や事業機会の増加によって、iHackさんがいかに成長していくのかを表した、蓋然性の高い事業計画書を作成できました。

——富田さん自身、今回負担になることはありませんでしたか。

富田:工数的な大変さはほぼなかったですね。溪さんが、チャレンジングな事業計画書と、予期せぬトラブルが起こった場合でもきちんと返済できることを説明した手堅い事業計画書、2パターン用意してくれて。準備段階では、そのレビューや打ち合わせをしたぐらいです。

都市銀行と政府系金融機関を紹介いただいたので、溪さんから教えてもらった日時に、それぞれの担当者さんに会いに行ってお話しする。

必要な資料は全部用意してもらいましたし、面談ではiHackの財務担当者として僕の代わりに条件交渉などをしてくれました。

——条件交渉と言うと?

溪:融資額や代表者保証をつけるかどうかですね。今回は、2つの金融機関との交渉を同時に進めていたので、「もう一方の金融機関はこんな条件でした」と金融機関同士の情報交換もさせていただきました。

金融市場でどのように評価されているのか、iHackさんの今の信用度が分かる情報を提示できたからこそ、富田さんが当初想定された以上の融資を受けられたと思っています。

手元のキャッシュが増えた、以上の価値とは

——SRAを介して融資を受けられて、実感したメリットを教えてください。

富田:短期的なメリットは、金融機関との接点が生まれたこと、手元のキャッシュが増えたこと、融資に関連するほとんどの業務を溪さんが代行してくれたため自分は本業に注力できたこと。

中長期的なメリットは、手元にキャッシュが増えたおかげで、余裕を持って経営意思決定ができていることです。

現在iHackでは即戦力の人材を確保するため中途採用に力を入れており、どうしてもエージェントや採用媒体の力を借りる必要があります。以前は、エージェントへの紹介手数料などを考えて二の足を踏んでいたこともありましたが、今はチャレンジングな採用ができ、着々と仲間を増やすことができています。

ほかにも、SRAさんならまた困ったときに融資の相談ができそうだと感じられているのは、大きなメリットです。

——溪さんが考えるSRAの介在価値は何だと思いますか。

溪:富田さんのお話に補足する形で言うなら、まず金融機関との接点創出が我々の大きな介在価値だと思っています。

いきなりご自身で金融機関を頼ろうとすると、法人営業経験が浅い担当者がついてしまったり、そもそも担当者がついてくれなかったりすることがあります。ですがSRAであれば、ベンチャー企業への融資に前向きな金融機関、担当者をご紹介できます。

さらにSRAの融資事業部の全員が元銀行員であり、金融機関の担当者と同じ目線、共通言語をもって話せるため、お互い安心感を持ってコミュニケーションを取ることが可能です。

また中長期的な観点として心がけているのは、企業の成長フェーズに合わせて、金融機関が融資しやすくなるバンクフォーメーションを組むこと。

地元の信用金庫、地方銀行、都市銀行、メガバンクなど取引先を変更していくことで企業の信用度が高まり、融資を受けられる額も変わっていきます。

資金を調達して、心理的に余裕のある経営意思決定を

——iHackさんの今後の展望を教えてください。

現在iHackは、広告代理事業をメインに会社の基盤を作っている段階です。僕たちは事業会社でありたいと考えており、今まで培ってきたノウハウを活用して、最終的には広告領域に留まらない事業を展開していきます。

たとえば、iHackではすでにジェンダーレスコスメブランド「SUORUM(スオルム)」を、プライベートブランドとして打ち出しており、今後も新商品をリリースする予定です。自社のマーケティング力があれば、認知獲得や販路開拓をどんどんしていけると思っています。

——最後に、資金調達を検討されている方へメッセージをお願いします。

富田:経営者自身でドアノックするのも良いかもしれませんが、お見送りされてしまうと、同じ金融機関へ再度アプローチできるまでに時間を空けなければなりません。そのため、融資についてはプロにお願いするのが最適解だと思います。しっかり融資を受けて、心理的に余裕を持って経営できた方が良いと思うので、困ったらぜひSRAさんに相談してみてください。

溪:個人的な話ですが、僕の前職の金融機関では、中堅~大手企業への支援に力を入れていた関係で、自分がサポートしていきたかったベンチャー、スタートアップ企業様への支援ができませんでした。そのもどかしさからSRAにジョインしたという経緯があるため、困っているベンチャー、スタートアップ企業の方々ほど支援したい気持ちがあります。相談は無料で承っておりますので、気軽にご相談いただけますと幸いです!



SEVENRICH Accountingでは、主にメガバンク出身のコンサルタントが資金調達をご支援します。相談は無料で、完全成功報酬型のサービスです。詳しくはこちらをご覧ください。

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