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「これからのインフラ」をちょっとだけ考えたお話

先日。お休みの日に私は掃除をしていました。掃除ってなぜか気持ちいいんですよね。
音楽をスピーカーで流しながら、るんるんと手を動かしていました。台所の水垢を丁寧にスポンジで落とします。シンクだけでなく、蛇口周辺もキュッキュと。レバーを右から左に動かした瞬間、急に手に重みがのしかかりました。なんと、蛇口がポッキリ折れていたのです。

ポッキリ折れた台所の水道管



しばらく、その場の状況が理解できず頭が真っ白になりました。水道管が折れるものなんて、想像もつかなかったからです。

その4日後、修理業者がいらして修理を行ってくださいました。「経年劣化だねえ。錆びてるでしょ。」そう言いながらおじぃはネジを解いて。水道管を取り替えて。手捌きにうっとりしました。普段はなかなか見ない水道管の内側。赤茶色や白色を見て「今までお疲れ様でした」の気持ちで一杯になりました。

今回、たまたま離島で、1人暮らし中に事件がおきました。でも東京だって「オンフラの老朽化」は差し迫った問題です。
日本のインフラは高度経済成長期前後に整備されています。もう60年以上前の話です。修理をしなければ、いつガタが来てもおかしくないです。自分が普段どれだけぬるま湯に使っていたかを改めて思い知らされました。
まだ個人の家の水道管でよかったですが、もっと大きな影響のとこだったらと想像しただけで怖くなりました。公共施設だったり。元の水道管だったり。

近年「SDGs」が叫ばれています。インフラは、生活の基盤ゆえに「持続可能性」の重要さを実感しました。これから先の10年ぐらいで、ますます顕著な問題になっていくんだろうなー..。その上で何にお金を使うか。社会にどう向き合っていくのか。生活していくのか。ちょっとそんなことを考えさせてもらった事件でした。

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