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「コンテンツをオンラインに乗せる」ということはどういうことかを理解してるか?

今、世の中では様々なものがオンラインに移行しています。まさに移行期ですね。これはこちらの記事を読んでいただいている方も感じていることだと思います。僕はこのオンライン移行する、オンラインに乗せるということはどういうことかがあまり感じられていないのでは?と思うことがよくあるので、それを少しまとめてみようと思います。

オフラインのコンテンツをそのままオンラインに乗せてはいけない

別に乗せること自体はいいのですが、まず前提として根っこは同じであっても違うものです。セミナーというものをオンラインに乗せるということがありますが、オフラインとオンラインでは使う筋肉が違います。まったく別の競技のように感じることすらあります。筋肉が違う感覚は、以前こちらの記事で書いています。

具体的に言えば、まずオンラインでは「指示語」が普段よりも曖昧になります。指示語を使った時点でそのコンテンツは理解不能になるとさえ思ってもいいかと思います。僕は、普段から「指示語」の利用については注意をしていますが、これは発信側としてオンラインでは最低限の作法のように思います。

オンラインにコンテンツを乗せたら誰がライバルだ?

オフラインだと競合とされるものはある程度絞り込まれますし、コンテンツ自体の競合もイメージしやすいでしょう。それがオンラインに乗ったとたんになぜか「みてもらえるもの」というような意識が生まれるのですが、ところがどっこい!気がつかなければなりません。コンテンツがオンラインに乗った時点でライバルは、NetflixだしAmazonプラムビデオです。SNSやインターネットショッピングです。

仮に学習系のコンテンツであったとしても、何か商品を紹介するコンテンツでもライバルは同業のコンテンツではなく無情にもエンタメとのライバル関係を持ってしまうわけです。さらに集中度でいうとSNSに浮気もされます。広告が出ようものなら、インターネットショッピングに奪われます。もしかしたら、「ながら」で聞き流されるものとなるかもしれません。

コンテンツのあり方を考える

これは別に卑下しているわけではなく、オンラインにコンテンツを乗せるということのリアルをちゃんと感じ、自身がそれらのコンテンツとどう向き合っているかを冷静に整理することで、コンテンツのあり方を見つけることを怠ってはならないというアナウンスです。

実際僕自身も理解はしてないです。おそらく日々変化しますから、理解した途端にまた悩むのだろうと思います。ただ、この変化が激しい中ですから考えることをやめたり動くことをやめたりした中で作られるコンテンツは徐々に意味のわからないものになっていくのだろうなと自戒を込めて感じるわけです。



もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!