見出し画像

メイキングを見ると確認したくなる

えんとつ町のプペルができるまで展
に行ってきました。

平日の昼間ということもあり、一人でじっくり見ることができました。

この展示会は
いわばメイキングの展示会であり、
たまにピクサーやジブリも
似たようなものを行います。
また、発売される作品のDVDなどに
特典映像として目にする類のものです。

とても、内容は面白く
へぇへぇ、ほぉほぉと感動する
内容となってます。

ただ、この展覧会。
普通のメイキングと大きく違うところが
ありました。

それは、時期です。

今回このメイキングの展示会が
行われているのは、
映画公開期間中です。

メイキングなので
「あの時はね」
という感じはあるものの、
DVDの特典映像で見るのと、
少し歩いた先で
まだスクリーンで見ることができるのとでは
「あの時」と時間軸が圧倒的に違いました

メイキングをみて裏話や仕掛けを知った時、
DVDで見ていた時も
ついつい、本編を見直すということをしてましたが、
今回はそれはもう一度映画館で見ないとなりません

というか、映画館という大きなスクリーンで確認することができるのです。

これはいくつかの提案をしてると思います。

✅ DVDにするとオマケになる特典映像は公開時に見せると「確かめる」きっかけを作るツールになる
✅ 作品の完成品をすべてにするか、作品の世界を見せるかの駆け引き
✅ 様々なものはエンタメにできる

など。

僕の場合は、
「もう一度見たくなる仕掛け」
いくつかありました。
そのあと実際に見たのですが、
その時の映画の見方は
クイズ番組の正解VTRを見てるような
感覚に近いものでした。

ただし・・・残念ながら作品の中身に
なかなか意識は向きませんでした。

これをどうとるかです。
作品をみろ!と言われると
反論のしようがないのですが、
一つ言えることは、
映画というもののエンタメ要素は
ひとつじゃない
ということです。

事実、コンテンツを確かめるという
見方をしながらも、
楽しくエンタメを感じることが
できてます。

メイキングは出来上がりが終わってから見せるもの、、というものが
おそらく、僕の頭の中には「基本」としてあったのかもしれません。

ですが、今回過程で過程を見せるという
ところから確かめとして映画を見るという、
「えんとつ町のプペル」という中心で様々心情を計算し
集客つまり「見てもらう回数」を増やす
ということに集中してるのでしょう。

この手法をどうとるかは人それぞれだと思いますが、
僕個人としては、なかなか面白いなと思いました。

だって、映画の楽しみ方がひとつ増えた感じがしたのです。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!