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webに関係する業界に身を置くことになった、俺歴史-1(全3回)

久々に自分のことを書きましょう。

こんにちは稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関する仕事をしています。良かったらスキなどお願いします。@sevenina

今、Era Web Architectsというプロジェクトが進行しています。
これは日本におけるWeb業界の僕からするとレジェンドたちが
特集されていて、各種コンテンツでは、そのレジェンドたちの歴史を垣間見ることができます。

僕のそれなりに、Web業界の端くれの人間として自分の歴史を少し辿ってみて、今の自分がなぜあるのかというのを紐解いてみようと思います。

言ってしまえば、勝手に俺Era Web Architectsです。
#誰の興味かはこの際知らない

Webサイトの制作は実は学生時代

一番初めに自分のWebサイトを作ったのは、学生時代だったと記憶しています。大学は工業大学だったこともあり、パソコンの近くにはいました。大学で買ったパソコンの中に、Frontpageという( #懐かしい )アプリーケーションがあり、それでホームページが作れたのです。当然、ドメインなどを取得する気配もなく、ジオシティーズというサービスの中にサイトを作ったのが始まりでした。確か一番初めに作ったのは、「inavex」だったと思います。avexがギュンギュンしてたころなので、頭にinを付けてinaってのを入れただけで、プロフィールと写真くらいの数ページだったと記憶しています。

社会人になって色々あってウェブと出会う

そのあと、別にWebにどハマりすることもなく学生時代を経過し、社会人になるわけです。社会人になったとたん、僕が配属されたのは「新規事業」の部署。今だから笑えますが、僕は当時「代わり」でした。僕が入る前にエンジニア的な人が退職したことで、少しでもエンジニアリングがわかる人間としてそこに入れられたのです。当時は、「〇〇の代わり」として紹介されたのを鮮明に覚えています。#今では笑い話 #当時はきつかった

そこでちょっとうだつの上がらない日々を過ごしていたわけですが、ある時グループ会社で大きなWebの案件のコンペがあるという話になったのです。そこでは少しデータベースやシステム構築が必須な要件だったので、グループをあげて会議が開かれ、なぜか二年目くらいの僕がそこに呼ばれたのです。

当時はWebサイトのことなんかさっぱりですし、まわりがグループ会社の社長たちの中の会議に入ったわけですからそりゃ緊張しましたが、ここで発動したのが僕の性格。「発言しなきゃ気が済まない。」ということでいろんな発言をしたのです。

結果としてはそのプロジェクトは頓挫したのですが、そこで気に入ってもらい、僕はグループ会社のデザインプロダクションに出向ということなります。2年間の出向。#実は2年東京にいた

出向したのは僕と同期の2名。2006年の9月です。そこから僕の正式なWebのキャリアはスタートするわけですが、ここからもまた紆余曲折があるのです。

先ほど出向したのは僕と同期の2名と話をしました。出向の内容は、「Webを学んでこい」だったのですが、僕はその時に思ったのはこれです。

2名で行って二人が同じことを学んでも意味がない。
Webは幅が広いんだから、それぞれ違うことを学んで帰らねば。

・・で、同期は当時花形だったflashへの関心と興味が一気に膨れたので、僕はHTMLに触れることにしました。別に、譲ったとかいう感覚もなく・・です。ぶっちゃけ当時の僕は、「特にやりたいことのない」タイプだったので、あまり明確な意志はなかったと思います。

HTMLとの出会いと学び

当時僕を育ててくれた師匠は
HTMLに対してとてもこだわりと意味を持たせる、
いい意味でめんどくさい人だったので #どこがいい意味だ
「なぜこれがpタグなんだ?」とかの議論をビシビシしながら
2年間の日々を過ごしました。

当時HTMLの意味なんてわかってなかったのですが、その時に勉強して本当に今の自分の基礎を気づいてくれた書籍が「Web標準の教科書」です。

これは、本当に読みまくりましたね。
自分の中のWebに対するすべての基準はここにあります

このタイミングでHTMLから文書構造というものの面白さを感じるわけですが、会話はとてもマニアックです。気持ち悪いというか小難しい会話をよくしていたという思い出があります。

業務としてはコーディングと言われる、HTMLとかCSSとかを書く業務だったのですが、もともとが工業大学の出身ということもありプログラムも少しは嗜んでいたので、自学的にPHPも覚えたりという日々を過ごしていました。

プログラムは嫌いではなかったのですが、PHPなどを勉強してると感じることがありました

覚えたら、次が出てくる。
今はそれがワクワクで楽しいけど、そのままで大丈夫だろか?

そんなとき、出会ったのが「情報デザイン」であり「情報アーキテクチャ」でした。


続く。。。

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