渋谷のラジオ【Track Town SHIBUYA 相談コーナー】

こんにちは。
さて昨日渋谷のラジオで放送されたTrack Town SHIBUYAに出演してきました。下のアーカイブから是非聞いてください。

放送な内容は先週の金曜日に録音しましたが、最初の自己紹介から最後まで緊張というエンジン全開でした(笑)

録音する前に横田さんとお互いの自己紹介ぐらいはさすがにあると思っていたら、こんにちはの一言で「はい!一発勝負で行きます!」とすぐに始まるもんだから余計に緊張しました(汗)

もう言葉がいろいろ飛んだり、出てこなかったりしましたが、西本さんと横田さんのおかげでなんとかなりました。余談ではありますが先週放送された寺田明日香さんの回を聞いてから、自分の回を聞いていただけるといろいろ差がありすぎて面白いです。

今回は横田さんに相談があり、全く面識がなかったので何とか横田さんとお話しする機会を作っていただけませんか?と西本さんに相談したところ、まさかのラジオで相談することになりました。

相談の内容は
「コーチ」についてです。

最初の質問から緊張のあまり、うまく言えませんでしたが、社会人になってからコーチがいない中4年間競技をしてきた中でコーチがいないことに対して悩んできました。

・コーチをつけたい

・だけどコーチは本当に必要なのか?

・今のままでいいのか?

・ずっと矛盾を抱えて練習をしてきたけど果たしてそれでいいのか?

・1人でやれることには限界があるのでは?

そういった悩みがありました

横田さんに相談したいと思ったのは、加納由理さんの記事を読んだこと、Track Town SHIBUYAの新谷さんの回のラジオ時に、「セルフコーチングは矛盾を抱えながらやること」という自分が感じていることと、同じことをおっしゃっていたからです。

また、新谷さんの回だけではなくTrack Town SHIBUYAではコーチについての話が度々出ていたのも相談しようと思った理由でした。

ラジオの中でも話していますが、自分は中学1年生の時から陸上を始めましたが、それから同じ距離ではありませんが、始めてから15年間は自己ベストを更新し続けてます。

自分が毎年力を付けていっているのもありますが、陸上競技は気温や風などのコンディションに左右されやすいので、自分は運がよかった面も大きいです。

そんな中で
「順調に記録が伸びているのにコーチは必要なのか?」という思いも正直ありました。そういう思いもあったからこそラジオで「じゃあコーチいらないじゃん!」という話になった時、「そうなんですよね。だから余計に困っています。」と思う気持ちがありました(笑)

1人でやってきたからこそ、悩むことで常に自分の身体と対話することが出来るようになり、練習に対しても目的や意図、先を考えてやることができるようになっていたからです。

1人でやっているので、大学時代とは違い他の選手や監督、コーチなどの見張っている存在はいないですし、寮則もありません。だからこそ、その練習が正しいかは置いておいといて、ハッキリとした目的や理由がなければ練習にいけないので、高校、大学時代とは違い、自分で決めて行動することができるようになっていました。

そして結果が出ないことに対して責任を押し付ける相手がいないので、誰かのせいにできない環境が自分には合っていたのかなと思います。

それでもコーチが必要なのではないか?と思ったのに理由があります。

一つは「一人でやれることには限界があるのではないか?」という思いがあったからです。

青山学院のやっている青トレ、東海大学が優勝したことで注目されているウエイトトレーニング、BCTトレーニング、川内優輝さんのような試合の連戦、高強度トレーニング、など「効果がある」とされているトレーニング方法は多くあります。栄養学やいろんなケア方法など「良い」とされていることもたくさんありますが、それらを全て足し算してやることは、精神的、身体的、時間的にも難しいと思います。

トレーニング方法は手段であるので、自分の目標に対してどういう手段を取るかを考えなければなりません。今の環境で出来ること出来ないことは何か、やりたいことのために環境を変える必要があるのか、自己分析や試しながら、何が今の自身に必要なのか考えて決めていく必要があると思います。

その「手段」を考えて決める作業を今まで一人でやってきましたし、それが楽しいと思ってやっていたのですが、自分一人でやれる手段だけではこれ以上先に行くのは難しいのではないかとを感じる時がありました。ただ単に自分の努力不足なだけでは?と思う気持ちありますが。

ただ自分一人だけでは出来ない手段も、コーチがいることによってやることが出来る手段が増えるのではないかと思ったからです。とにかく手段を足し算して増やせばいいとは思いませんし、時には手段を変えたり、やめたりする必要があるとは思いますが、そうした引き算が必要な時にもコーチという存在は大きいのでないかと思います。

また自分の身体や環境、性格、練習の流れを踏まえた上で、それらを自分の視点だけではなく、違う視点からも見てもらいたいという気持ちもあります。

そうした中で、自分が目標を達成するために、そうした練習メニューを含めた手段を一緒に相談したり、実行するためにコーチが必要なのではないかと考え始めました。

このTrack Town SHIBUYAで横田さんに相談した次の日に西本さんと日体大記録会で改めて話をした時のことです。

西本さんに
「あれからいろいろ考えたんだけど、桃ちゃんが欲しいのは同じレベルで話せる友達なんじゃないの?」

最初はいやいや違うんですよと思いつつ、いや待てよとなりました。

そういうえば会社の方々はすごい応援してくれるけど、陸上のことは知らないから、専門的なことは話せないのです。また長野県内にも同じレベルの競技者がいないのです。

走っている方なら知っている方も多いと思いますが、長野県の市民ランナーは非常に強いです。ですが、現在長野県で10000mを28分30秒以内、29分以内で走る選手はいません。

今回ラジオでお話しさせていただいた横田さんや、佐久長聖の高見澤監督、早稲田大学の中谷君、現在立教大学で監督をされている上野裕一郎さん、歴代の佐久長聖のエースたちを施術してきた、あきやま接骨院の院長先生と話している時というのは、何か市民ランナーや一般の方と話しているのとは違った楽しさというか、ワクワクというか、上手くその違いを言葉で表現できないのですが、何か違った感じ方があります。

同じ目標に向かって、いろんなことを一緒に話せる人が自分は欲しいのかもしれません。

練習メニューを全部作られたり、1~10すべて教えてもらうのは正直嫌で、これがまた上手く言葉にできないのですが、自分が作るのを楽しみにしていたプラモデルを全部、他人が作って完成させてしまったような、、、例えも上手くできなくて申し訳ないです。

そして改めてどんなコーチがいいのか考えましたが

「一緒に作っていける人・一緒に戦える人」

ラジオで横田さんに言われたことが自分としても一番しっくりくるのです。

そうなると横田さんもおっしゃっていましたが、夢や目標を共有した上で共感してもらえないと、そういった関係は作れません。

ただ、夢や目標、思いを共有して、一緒に誰も完成させたことがないプラモデルを作れたらいいなと思ったのです。

自分自身今の長野県の環境で目標を達成したいことは変わりません。そうなると、長野県で競技をして自分の同じ目標レベルまで行った人はいません。

それは今の環境で目標を達成する方法は誰もやったことがないし、知らないということだと思います。ということは参考にするものがないので、これから作っていかなければなりません。作るという表現が正しいかは分かりませんが、、、

ただ、今長野県で達成した人はいないからこそ達成したいし、社会人になってから今まで続けてこられたのだと思います。長野県でやりたいと思う理由については以前noteで書いているのでそちらを見ていただければと思います。

今後について

ラジオの最後で横田さんから竹澤健介さんをがいいのではないか?と紹介していただき、放送後すぐにTwitterを通じて連絡を取らせていただきました。

さっそく来週大阪に行きます。竹澤さんとはお話したことが一度ないので緊張してますが、楽しみです。またどうなったかは伝えられる段階になったらお伝えしたいと思います。

いろいろ書いていたら長くなってしまいました。また日本選手権10000mの記事もまとまったらアップしたいと思います。

今回相談に乗っていただいた渋谷のラジオの西本さん、NIKE TOKYO TCの横田さん、本当にありがとうございました。 

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