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自伝21



私と同じクラスだった子がしまいだった、「年下組」の2年生の中に知り合いがいた。

2年生の子のお姉ちゃんは私と友達で、その友達の妹だった。

私と友達のお姉ちゃんの方は、少し発達障害があった。その子は支援学級にいくかいかないか悩んでいた。
ご存知の通り、当時はまだ今のように発達障害について理解や発展がなかった。
学年が上がるにつれて、他の皆はその子から離れていった。
私は単純に一緒にいて楽しいと思ったから遊んでいたし、その子のお母さんからも頼られていたため、自分なりに近くでサポートしているつもりでいた。
遊ぶのもその子の家の中が多く、向こうの家族は皆私を知っている。
そしてその妹も一緒に遊んだりしていた。
その妹は、姉とは真逆の性格で気が強くハキハキとしていて、男の子にも「こらー!」と言って追いかけるような子だった。

話は戻る。
その妹へ向かって私は、余計な発言をしてしまったのだ。

「お姉ちゃんよりしっかりしていて偉いね」

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