作務衣はお坊さんの着物ですが、 百性や庶民と共にあった【野良着】。 私の田舎では【山着】【ヤマギモン】と言われています。方言で、畑に行くことを「山へ行く」と表す…
よく手縫いは「ぬくもりがあるね」と言われますが、そのぬくもりはどこから来てるんだ!?を考えます。 一、対峙した際の感情ミシン全盛の時代に、手でコツコツ縫うのはや…
野良着考
2020年9月24日 13:58
作務衣はお坊さんの着物ですが、百性や庶民と共にあった【野良着】。私の田舎では【山着】【ヤマギモン】と言われています。方言で、畑に行くことを「山へ行く」と表すのでその流れか。高度経済成長により洋服の入手が簡単になるくらいまで、仕事着兼日常着でした。「着のみ着のまま」という言葉通り、畑から帰った服そのままで、家でも過ごす暮らしもあったと記録されています。現代では想像のつかない衣服生活が
2020年9月24日 13:54
よく手縫いは「ぬくもりがあるね」と言われますが、そのぬくもりはどこから来てるんだ!?を考えます。一、対峙した際の感情ミシン全盛の時代に、手でコツコツ縫うのはやばいですよねー。ここで「手縫い!?マジか!」という驚き、そしてねぎらいさえ発生するのでは。いやまぁそりゃそうよね、以降本題。二、縫い目人の手による「手縫い」なので、縫い目は一定じゃありません。その【ゆらいだ縫い目】が、最大要因だと