![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106552947/rectangle_large_type_2_6ad4a65129f075d49b51e6df23c41be6.png?width=800)
他人に依存しない決断の仕方
どうも、せつなです。
先日実習先でとあるお子ちゃまがゲホゲホしていて、目の前で処置を見学したせいか僕も2日ほど体調が優れませんでした。
そのガキンチョには熱々のスープを体にこぼして大泣きする呪いをかけておきました、ざまぁみろ!(嘘だよ
そんなこんなで執筆が遅れておりました、大変恐縮です。
閑話休題。
さて、他人に依存しない決断とはどのように作るのか見ていきましょう。
0.我々の9割はなんとなく決断している
あなたは日常生活の中、自立した意思を持って行動していますか?
朝6:00に起きて
顔洗って
ご飯作って
歯磨いて
皿洗って
インスタ確認して
Twitterでいいね連打して
大学へ行く
さて、今挙げたものの中で「今日こそは〇〇するぞ!」と強い意志を持って決断したものはあるでしょうか。
皆無なはずです。惰性のはずです。
いつもやってるし、そんなもんでしょ?といった感じです。
また友達や恋人とご飯に行くとき
「えぇ〜、どこでもいいよ〜」といってしまったり言われたりするのあるあるですよね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106162067/picture_pc_56f7e569fe2bb945783ab2af1f0e3f39.png?width=800)
つまり僕らは生活している環境や他人に決断を依存しているのです。
人間は1日で何十何百もの小さな決断を迫られている、とされています。
この一つ一つの小さな決断に対してなんとなく決めていると、人生の大きな転機となる決断もなんとなく決めてしまいます。
大抵「なんとかなるさ」と自分に言い聞かせ、明日は明日の風が吹く、きっとうまくいくだろうと考えているかもしれませんがなんともなりません。
自分の人生に責任が取れるのはあなたしかいないからです。自分の人生を根本から変えられるのはあなたしかいません。
そんな普段目を背けがちな、現実を直視していきましょう、というのが本noteの内容です。
人によっては今から読む内容は人生を変える100,000円くらいの価値があるような内容です。
そのつもりで姿勢を正して、メモの準備をして、静かな環境で、心して読んでください。
1.決断にはレベルがある
一口に決断と言っても、人によりレベル感が違います。
簡単に言えば「〇〇することに決めた」というときに、いろんな状況がありますよね、ってことです。
僕の尊敬する桑原正守さんが執筆した『絵に餅を描け』から引用させていただきつつ解説いたします。
今からレベル1〜6までにわけて、「決断」について深掘りしていきます。あなたはどのレベルの決断が最も多いでしょうか。
レベル1.決められない
決められない人は過保護の甘ったれです。
言い換えれば決めなくても許される環境にいた人でしょう。
たまたま家庭が裕福だったり、依存している友人恋人が近くにいたり、何かに守られ恵まれていた人です。
守ってくれているものが持つ器の中でしか生きられない、いわば金魚鉢の中の金魚です。
レベル2.決めさせられる
誰かに依存しているな…という自覚があるだけマシですが、本質的にはやっぱり過保護の甘ったれです。
守ってくれる人がこう言ってるから…と他人や環境を言い訳にしているセコいやつです。
責任逃れ、自己正当化、ごまかしだけは一流です。
自覚があるだけで金魚鉢の中の住人には変わりありません。
レベル3.決めざるを得ない
レベル2までとは一線を画します。なんだかんだ自分で決断しているところはエラいです。
ただ決めざるを得ない状況を作る傾向があります。問題意識に乏しく決断や行動が後手になりがちです。
例えていうならば、ドラえもんのいないのび太くんです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106498730/picture_pc_217e92bf745dade30b4678a529cb3c80.png?width=800)
レベル4.そろそろ決めないと
レベル3「決めざるを得ない」の進化系です。
少しばかりゆとりをもって決断できるようですが、時間と経費のロスがかなり大きいです。
このタイプのあなたは危機感が芽生えるまで放置します。やはり無責任。
日本中に腐るほどいる、モブキャラです。
人生の主人公とはなり得ません。
のび太くんはドラえもんがいてもやっぱりのび太くんなのです。
レベル5.もう決めちゃえ!
このパターンを持つあなたは、衝動性と活動性の区別ができていません。
ノリと勢いだけは一丁前ですが、実績や結果を伴わないのが特徴です。
「無茶」と「冒険」や、「および腰」と「用心深さ」などを区別できていません。
まるでギャンブルをやるかのような心理構造が特徴的で、成功体験のみを記憶し失敗体験を忘れてしまいます。
決めちゃえの精神で果敢に挑戦して、結果は案の定…。「たまたま,まれに」があるからまた果敢に失敗する…というギャンブル中毒です。
失敗してもなんとかなる、という甘さからしてやはり過保護な環境で育ってきた人に多いです。
しかものび太とは違い、お金や権力を手にしている場合が多く、うまくいかないときの損失が多いのも特徴です。
レベル6.あらかじめ決めておく
これこそが成功を手にするための唯一無二の決断です。
仕事や恋愛ができない人間ほど、戦略や予算、トラブルへの対処などの計画がノープランで、行き当たりばったりになり路頭に迷うこととなります。
決めておけば臨機応変に変更ができますが、一旦決めておかないと叩き台がなく何をどう変えたらいいのかわかりません。
どうでしょう、人によっては大きく落胆したり、自分がボロクソ言われたように感じた方もいらっしゃると思います。
しかし、今自覚して変わればいいのです。
今日という日を365回積み重ねると、一年後のあなたを形つくります。
今のままの自分でいることで理想の自分が手に入るか、それともこれを転機に変わるべきか。
変わってみたい!と強く願う方は次の章へどうぞ。
2.決断のレベルを上げる
さて、決断について一通り理解したところで今のレベルを細かく考えてみましょう。
以下、ワークの手順です。
実際にペンを持ちながら書き出してみましょう。
✅恋愛、仕事、趣味、家庭生活などの分野を設定する
✅各分野に関して決断のレベルを判定する
✅今まで怠っていたことを書き出す
✅あらかじめ決めておくことを書き出す
☆例:勉強について
✅テスト勉強ではギリギリになるまで努力しなかった。直前になり、「勉強せざるを得ない」状況にならないと取り組まなかった。
✅決めざるを得ない状況を作り出していたことが課題だと気づいた。
✅必要勉強量を1か月前には把握して、1日取り組む問題量を設定し、逆算してゆとり持って勉強できるようにする。
☆例:恋愛について
✅今まで誰とも恋人関係になったことがないが、勢いでご飯に誘うことだけはできていた。
✅カフェやご飯に行くときも何を話そう、とか食後どんなとこに行けるだろう、とか翌日LINEどう返そう、など決めておくことができなかった。
✅2回ご飯に行き、その夜告白することや断られたら諦める、など細かく決めておくようにする。
またあらかじめ決めておくことのポイントですが、あらゆる限りのパターンを想定しておきましょう。
・次回のご飯誘った時に断られた時はどう言う?
・飲みは嫌だけどカフェならって言われたら?
・いい雰囲気になって2軒目いくことになったらどこ行く?
・告白して少し迷ってそうな顔されたら何を追加で言う?
想定通りのシチュエーションがやってくれば
「ここで来たか〜」
と対応するだけで失敗はしません。
逆に言えばここのあらゆる未来を想定することをサボって勢いでいくと必ず痛い目をみます。
後でその日を見返して「こうすればよかった…」と嘆くことになります。
3.さいごに
いかがだったでしょうか。
どの分野でも、成功する人は例外なく決断のレベルが高い人ばかりです。
ただし、何億の利益を生む成功者と言われる人でも仕事はいいんだけど、恋愛は行き当たりばったりなんだよね…といい分野と微妙な分野が混在していることが多いです。
また表題に「他人に依存しない決断」とありましたが、本noteを経て自然と依存は消えているはずです。
ワークを繰り返し続ければ、いずれあなたの人生に訪れる大きな決断についてもご自身の力で最善の答えが導き出せるだろうと思います。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
本noteが少しでも参考になれば幸いです。
またTwitterのDMでは随時お悩み相談を受け付けています。恋愛、学業、仕事、対人関係など幅広く対応しております。本noteに関連したご質問でも構いませんし、その他個人的なものでもお任せください。
ただし僕の都合で締め切っちゃうかもしれないので、気になっている方はお早めに連絡ください。
それではまたの機会にお会いしましょう。
ではでは、明日もいい日になりますように。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106543989/picture_pc_5b989a18bd7bc115545c8660e61f6993.png?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?