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国の修学支援制度って?~どんな制度なの2~【どんな支援内容なの】

こんにちは。雪花です。

前回の投稿で、国の修学支援新制度についてお話をしました。
今回は、制度の内容についてもう少し詳しくお話したいと思います。

前回、国の修学支援新制度の制度内容は

給付奨学金と授業料等の減免制度が1セット

というお話をしました。

皆さんが一番気になるのは

☆給付奨学金がどのくらい受け取れるのか
☆授業料等はどれくらい減額されるのか

というところではないでしょうか。

どのくらい支援を受けられるのかは
審査の結果「支援区分」(支援レベル)が
どこに該当するかで決定します。

「支援区分」(支援レベル)は全部で3つあります

☆第Ⅰ区分(高い)
☆第Ⅱ区分(真ん中)
☆第Ⅲ区分(低い)                                                             

どこの区分に該当するかで給付奨学金の金額や授業料等の減免額が変わります。(以下金額等は日本学生支援機構HP参照)

【給付奨学金の金額(国公立大学の場合)】
◎第Ⅰ区分  自宅通学:29,200円 自宅外通学:66,700円
◎第Ⅱ区分  自宅通学:19,500円 自宅外通学:44,500円
◎第Ⅲ区分  自宅通学: 9,800円 自宅外通学:22,300円

【授業料等の減免額(国公立大学の場合)】
◎第Ⅰ区分  入学金:約280,000円 授業料:約540,000円
◎第Ⅱ区分  第Ⅰ区分の3/2相当
◎第Ⅲ区分  第Ⅰ区分の3/1相当

ここで注意していただきたいポイントがあります。

☆進学先によって支援金額が変わります
今回の記事では国公立大学に進学した場合の金額を表にしてみました。
私立大学や専門学校に進学した場合は、給付奨学金の金額や授業料等の
減免額は異なります。

☆給付奨学金の金額は通学形態によってさらに金額が変わります
自宅から通学する場合と、一人暮らしをして通学する場合とで給付奨学金の
金額が異なります。
なお、自宅外通学になる場合は、その旨申請をする必要があります。

☆授業料等の減免額は第Ⅰ区分相当の金額が上限になります
国公立大学の場合、学校が提示している入学金の金額に対して20万円分
減額されるという考え方になります。
授業料についても学校が提示している金額に対して54万円分減額される
ということになります。
また、第Ⅱ区分は上限の2/3、第Ⅲ区分は上限の1/3となります。
実際にかかる授業料金額の2/3や1/3というわけではありません。

国公立大学に進学した第Ⅰ区分対象者の場合・・・
◎入学金-28万円=実際に支払う入学金
◎授業料―54万円=実際に支払う授業料

私の文章力では分かりづらいかもしれません。
ごめんなさい。

良ければ日本学生支援機構のHPも参照してみてください。
また、気になる点などあればコメントいただけると嬉しいです。

次回は自宅外通学を申請するときのポイントなどについてお話します。

少しでもお役に立てれば幸いです。


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