「君は放課後インソムニア」読み終えた

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オジロマコト先生の「君は放課後インソムニア」1巻〜3巻まで読んだ。

不眠症の男子高校生・中見丸太と不眠症の女子高校生・曲伊咲の物語。

友達にも言っていない「不眠症」という秘密を共有することからはじまる物語は読む側も秘密を共有させてもらっていて「ありがとうございます!」と言いたくなるくらいのキュンキュンっぷり。

二人の関係性の秘密はもちろんその他にも様々な秘密があってそこも良い。
例えば、秘密を守るために主人公の二人は天文部をたちあげることになるのだけど、その天文部のOBの白丸先輩との関係性もなかなかに秘密で素晴らしい。第12話(2巻に収録)の夜に白丸先輩が星空の撮影に行きその写真が良くて主人公二人にLINE的なもののグループに投げるシーンが素晴らしい。最後の白丸先輩の表情の魅力的なこと。グループの中だけで自分が撮影した良いなと思った写真つまりは秘密を共有する感じがたまらないのだ。お好み焼き屋の前で中見と天文部顧問の先生の会話もそうだ。店内にみんながいるなか、外で2人だけでの秘密の会話は内容もすばらしい。顧問の先生が言う「欠点とは…」。その続きは是非読んでもらいたい。

昼夜逆転している生活の中、夜はいいなぁと改めて思った漫画でした。
続きが楽しみです。

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