自分も、ひとにも、世界を拓きたい
私は本当に世間を知らなすぎて、それを特に実感するのは現代的な小説や随筆を読んでいるときなんかにスマホを手放せないことで、おそらく紙の辞書には載っていないであろうお店の固有名詞やブランド名や、地名や音楽のグループ名や俗語などを(調べてからそういう括りのものであると初めて知る)、どんなに語彙を増やそうが、それらはまず知る由がなくて、本を読んで調べて知ることができたということはそれはそれで一つの価値だけれども、都会の人は、世間を生きている人は、これらを当たり前に知識として持っている