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内田真礼ちゃんを好きになって、福岡に引っ越して、人生初のライブ参加で人生変わった話

今までの苦労が、痛みが、すべて眩しく塗り替えられる。
抱え込んできたあらゆる苦悩から解き放たれる。
私の人生は、この日のためにあったのだ。

そんな衝撃的な経験をした。


※ 注意書きをしておくと、この文章は私情の面がかなりつよいです。
まあやちゃんの最高なところも語っていますが、ベースが私情なので、まあやちゃんのことだけ読みたいという方には向きません。何卒ご了承ください。



私はまあやちゃんが好きだ。大好きだ。
しかしファンとしては新参者だ。何せ今年に入ってから好きという感情が芽生えたのだから、赤ちゃんも同然だ。
声優としてのまあやちゃんのことは10年以上前から存じていたし、何なら好きなキャラクターの中の人としてしっかり認知していた。しかし、それ以上踏み込むことはなかった。本当に過去の自分はバカだったなあと散々後悔の念に苛まれたが、自分を恨んだその日々ですら、先日のライブですべて眩しく塗り替わった。

2024.06.02(日) ららぽーと福岡
4thアルバム発売の記念として、初の試みだというフリーライブが開催された。
ミニライブの後に、会場でアルバムを購入した人限定のお渡し会が行われるイベント。
会場は福岡、横浜、大阪の3ヶ所で、福岡はその中でも一番手だ。ちなみにライブ前日にはPayPayドームの交流試合で、まあやちゃんは通算5度目のセレモニアルピッチを行っていた。
もう近所にまあやちゃんがいるのだ。そう考えるだけで、前日から緊張してどうにかなりそうだった。

先に結論から述べることにする。
このライブとお渡し会で、私がまあやちゃんからもらったもの。人生が塗り替わったもの。

① ずっと苦労する要素でしかなかった低身長が最大の役に立った。低身長であることに起因する今まで積み重ねたすべての苦労、今後も続いていく苦労がすべて吹き飛んだ。

幼い頃から抱え込んできた性別違和が解消された。自分の性別を心から受け入れ、アイデンティティーとすることができた。

9年半の闘病、7年の山奥での療養。何度も諦めそうになりつつも諦めずに生きて辿り着いた、人生初のライブ参加。
この日のために私は生きてきたのだと、心から思えた。苦痛に満ちた耐え忍んだ日々がすべて浄化されていった。

以下、自語です。


① 低身長のこと
お渡し会では、まあやちゃんは椅子に座っており、机を挟んでの対面という形が取られていた。
あちらが座っているということは、こちらが低身長であればあるほど距離が近い。そうなんです。びっくりした。
自分の番はもちろんのこと、前の人がお話されている間、斜め前に見えるまあやちゃん……。この時のほうが、自分の番よりも距離が近かったのでは?とも感じたくらい。あまりにも美しくて、あの大好きな憧れのまあやちゃんが目の前にいることがとても信じられなくて、伝えたい内容も忘れてしまうくらいにぽや~っと見惚れてしまった。

こんなにも近い距離でお話できたことって、後述の「自分が女だったから」かつ、その中でも特に低身長だったから偶然にも許されたことであり、この日の偶然のためにこれまでの苦労があったのだとすら思えてしまった。おかげでそれらの苦悩がぜんぶきれいに吹っ飛んでいった。
(あと、ライブの際に当然上からは見えないので、若干下方から覗き込むようにしてしっかりステージを見ることができたのも低身長の利点として大きかった。)


② 性別違和のこと
幼い頃から、自分が女であるということに違和感があった。その辺りの細かいことは割愛するが(他の記事に書いています)、散々悩みながらも、大人になってからは性別の枠に囚われずに生きてきた。
ちなみに、男性になりたいわけでは全くなく、性別自体の概念が薄かったという感じ。
女性と対する時だけは自身の認識も女性に寄るのだけど、それでもやはり「自分は女性です!」と言うのには抵抗があり、しかし見た目はどう見ても女でしかないので、常に嘘を着て歩いているような感じがしてしんどかった。

まあやちゃんを好きになってから、歌を聴いているとき、MVを観ているとき、そしていつでもかわいくて明るくて、こちらをしあわせにしてくれるまあやちゃんのことを心から好きだと思っているとき。
そのときだけは、なぜか「自分が女であること」を肯定できていることに気付いた。女性であることを許されている。そこに属することを。アイデンティティーを掲げることを。認められることを。

ライブには、自分の考えられる精一杯の清楚寄りのかわいい服装で参加した。
引っ越してきたばかりの忙しい中でも、美容に時間とお金をかけて、当日は朝5時に起きて、メイクとヘアメを頑張って会場入りした。
世界一かわいいまあやちゃんに会えるのだから、精一杯のいちばん良い自分でありたかったから。

お渡し会のとき、斜め前のまあやちゃんに見惚れながら自分の番が来て、そのぽやぽやな頭のまま目の前まで移動した直後、にっこにこな笑顔のまあやちゃんが「かわいい~!」って言ってくれて、
自分の中のあらゆるすべてがビッグバンを起こした。

今日から自信を持って女性として生きていこうと思った。自信を持って、自分の好きなかわいくてきれいな服を着てもいいのだと思った。強くて美しくてかわいいまあやちゃんみたいに、なりたいと思った。

会場を離れて、まだぽや~っとしたまま、あの時の情景といただいた言葉を大切に噛み締めていると、唐突になぜあの場でこう言えなかったのだろうという感情がふつふつと湧き上がり始めた。

私よりまあやちゃんの方が999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999億千兆万倍かわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


③ 闘病と引っ越しのこと
私は今年のGWに福岡に引っ越してきたばかりだ。二度目の一人暮らしを始めて、だいたい一ヶ月ほど。
大学在学中に発症した難病の療養のため、卒業してから7年間、山口の山奥にある実家で過ごした。それはもう苦しくて、耐えがたい日々だった。要介護状態になったこともある。
まずベッドから自力で起き上がるところから始めて、一人で歩く、お店に入る……。そういった当たり前のことを、何年もかけてリハビリしていった。

病状がある程度回復し、体調と条件が整ったら福岡に引っ越したいということは、何年も前から心に決めていた。
それが今年になって、急に突然、整った。
まあやちゃんのことが気になり始める直前、あるいはほぼ同時、くらいのことだった。

家探しや引っ越しの準備をしながら、少しずつまあやちゃんのことを追った。どんどん好きになっていった。
そして(確か)引っ越しの少し前くらいに、福岡でのフリーライブ、秋のライブツアーの予定が発表されたのだ。
まるで運命かと思った。

福岡でライブをしてくれる理由は、ホークスがあるから。
先日のライブで、ご本人からそう告げられた。予想はしていた。
今年のホークス公式ソングを歌われている。だからきっと。
(ありがとうホークス!!)

どうしてもっと早くにまあやちゃんのことを知ろうとしなかったのだろうとひたすらに悔やんだが、それと同じくらい、2024年のいま、アーティスト活動10周年のいま、まあやちゃんを知れて、福岡に来ることができて、本当に良かったと思える。良かった。

ずっと山奥で、田舎で生きてきたから、ライブなんて縁がなかった。
近年では配信も増えて、何度かそれらを観たことはあれど、まさか長年ベッドから動けなかった自分が現地に行けるなんて、思いもしなかった。

もちろん体調は心配だった。本当に大丈夫なのか。会場で迷惑をかけることだけは避けたい。
けれども、福岡に来てからの私はびっくりしすぎてよくわからなくなっているほどに元気で、それでも最大限の用心をしながら参加した。感極まりすぎたのとまだ慣れない暑さのせいで若干危ない場面もあったが、なんとか最後まで持ち堪えられた。本当に良かった。

生まれて初めてのライブ、あまりにも最高を体験しすぎてしまった。もう戻れない。
苦しみの中でもなんとか生きて、頑張って生き抜いて、ここまで辿り着けて良かった。まあやちゃんに出会えて良かった。
このライブで、そして手にしたアルバムの楽曲たちで、私はまあやちゃんと生きていきたいと思った。心に決めた。
まあやちゃんのことをずっと好きでいるために、応援するために、これからも生き続けていたい。また夢がひとつ増えた。
秋のツアー、どうか当たりますように。

「大袈裟かもしれないけど本当なんだよ」
私も!!



ただでさえ長いので、こまかい部分は割愛しました。
補足としてまた書くかもしれないし、忙しいので書けないかもしれない。

思えば、かれこれ10年追い続けているデレマスを始めたのも、蘭子ちゃんが2代目シンデレラガールに輝いた直後のことでした。
始めたばかりなのに、アニメのおねシンMVを観て泣いた。
10年後、まあやちゃんを好きになって最初に公開された「永遠なんかありえない」MVを観て泣いた。
今日も世界は回っている。

まあやちゃんを好きになってから、ほんとに毎日たのしい。あの笑顔はあらゆるひとをしあわせにする。

ひとをしあわせにできる力があるひとって、本当にすごいと思う。そうあれるための努力が、それをたいせつにできる思いが。
まだあまり多くのことは知れていないけれど、いまの私はまあやちゃんのそういうところが、すっごく好き。
自分も一緒に笑って生きたいって思えるもん!!

FCにも入りたいのだけど、現状経済的に不安定な状況なので、ちゃんと安定したら真っ先に入ります。原動力。はたらくぞ。
がんばって生きるぞ~~~!!

最後に、ライブで感極まりすぎた、まあやちゃんからのメッセージが詰まった大好きな曲を。
私もいつかこの宛先のうちの一人になれるように、なりたい。
大好きをありがとう!!


なにか感じていただけましたら、よろしければ。よろしくお願いいたします。