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20201122

先日も書いたけれどクリスマス好き、12月好きの性格からすると今の時期はアドベントカレンダーを選んだりなどしながら一番ワクワクする日々だ。

ただ今年に限ってはどうしていいんだかわからない。

どういう気持ちになっていいんだか、過去のものにはちょうどいいものがなくピンとこないのだ。

以前次回予告が好きだということを書いたことがあるけれど、それと多分同じ理由で、毎年、次の年の手帳を買うのを楽しみにしている。

書店に行ったら手帳がずらりと並んでいて、来年のカレンダーをパラパラしてみたけれど、なんだか全く想像のできない2021をどこか宇宙の映像を見るような気分で見ていた。何がどうなるかわからなすぎる。

ちょうど手帳のコーナーの近くに『真鍋博の世界』という公式図録が置いてあって、未来を描いたあの大好きな本たちの表紙や挿絵などが詰まったものを眺めているだけで本当に空を飛んでいるような気分にもなった。

当たり前の明日が来るなんて思わない。というのはよく聞く言葉だけれど、今年はそれを痛感した。音を立てて変わっていく世界をただじっと家の中で見ているしかない日々。

明日、何が起こるかわからない。明日が今日より良くなっていくことばかりじゃない。
なぜ明日も今日のまま何事もない日でありますようにと願いながら、未来に期待をして新しい日々に夢を膨らませてしまうのだろう。

そんなことを思いながら、なんとなく来年の手帳を買うのはもう少し後にしようと思った。





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