VRChatイベンターは言うほど忙しい人ではないことを自分で証明したい
冬の連休も終わりに差し掛かる頃。Twitter(現X)のTLに『〇〇さんはこわい/こわくない』みたいなアンケートが流行りのように流れてきた。
しかし私は生粋の逆張りオタクなので、自分がこわい/こわくないかどうかのアンケートを取るのではつまらない。だからあえて『忙しそう/暇そう』という二軸でアンケートを取ることにした。とはいってもアンケートを取るまでもなく、seto"hima"という名の通り、暇な奴のはずなのだ。
暇な奴のはず……なのだが……?
なんで?????????
せと。/setohima とは
せと。/setohimaとは、バーチャル空間での旅行を目的にOculus Quest2を発売当初に買ったはずなのに、気がついたらVRChatで美少女アバターになっていた人である。
そしてそのままバーチャル空間上でのコミュニケーションの魅力やら何やらに取りつかれ、今となってはVRChat上でVRChatでフレンドと駄弁ったり、写真を撮ったり、イベントにふらっと参加したり、いくつかのイベントの運営に関わっている人である。
本人としては『忙しい』とは思っておらず、むしろ『やりたいことをやっている』だけである。
普段やっていることの概要
フレンドに指摘された『普段やっていることのうち、忙しく見られそうな要因』は以下の通りである。
だいたい毎日おはツイと写真を上げている
VRChat内イベント『私立VRC学園』の運営の一員であり、Twitter(現X)の広報をしたり、イベント内告知担当・お問い合わせ担当をしたりしている
#なでトーク というVRChat内イベントを主催し、月3~4回開催している
その他いくつかのイベントに運営側で関わっている
VRChat内のイベントに一般参加者として定期的に参加している
VRChatをやる時以外は何かしらのゲームをしていることが多い
詳しくは後述するが、この状態でも本人に忙しいという自覚はない。
なんなら前世から忙しく見られがち
今でこそ色々手を出しているVRChatterであることは、前述の通り事実だ。しかしVRChatに来る前は、貧弱一般ハンターとしてモンスターハンターシリーズを遊んでいた。
友人とエンドコンテンツを変な縛りでクリアしたり、興が乗ってエンドコンテンツ用の計算機みたいなのを作ったり、知り合い伝手に創作界隈を巻き込んだイベントを2回主催したり、FF14を始めて3週間で当時の最新コンテンツ(漆黒5.55)に追い付いたりしたが、日頃から自分がやりたい事をやっているだけだ。
であるにもかかわらず、その頃からすでに私には『忙しい人』のイメージが付き纏っていた。Why?????????
割と同時並行でタスクをこなせるタイプ
あまり他人と比べたことがないので今回の話に当てはまるのかどうか定かではないが、私はマルチタスクというか、ほぼ同時並行でタスクをそつなくこなせるタイプだ。
たとえば自分が広報を担当している3つのイベントについての告知を同じ日の昼に矢継ぎ早にツイートすることはよくあるし、何ならこの記事を書いている途中に私立VRC学園内で募集していたポスターが上限に達したのでその処理を途中で行った……というぐらいには、普段からタスクの中断と再開をやってしまいがちである。
忙しいとは何か
おそらく、というか確実に、私自身と私の周囲の人々との間で『忙しい』という概念に対する考え方が食い違っている気がするので、ここで確認しておこう。
そもそも『忙しい』という言葉の意味は何かというと、
というように、いろんなことに追われていて暇がないとか、余裕がないとか、そういった意味合いである。
で、実際のところ現状の私自身は、多くの用事に追われることもあるが暇がないほどではない(そういうことがあったとしても数日程度で、1週間程度拘束されるようなことはない)。
そのため、『忙しい』には当てはまらないのである。
上記引用の2の意味もあるといえばあるが、私は落ち着きのないタイプではないと自覚しているため、これも当てはまらないはずだ。
……こういうことを書くと、でもさっき見た『普段やっていることの概要』の内容がとても暇がないようには見えないじゃあないか、と言われそうな気がするので、項目別に弁明させていただく。
やっていることの詳細
おはツイと写真
個人としてTwitter(現X)アカウントを持っており、VRChatで撮影した自分のアバターの写真を毎朝そこにアップロードしている。
たまにサボったり過去の写真を再掲して誤魔化すこともあるが、だいたい2022年の頭ぐらいから続けている。
自分が使っている3Dモデルの魅力を世に知らしめるため(※)に、日々投稿を続けている。
自分のアバターが主役のような写真というよりは、VRChatにアップロードされた魅力的なワールドの中に自分のアバターが入り込んでいるような写真が多い。というのも、自分がVRChat内で趣味としているワールド探検のついでに、綺麗なワールドがあればそこで自撮りをする、という流れが自分の中で定着しているからだ。
また、写真をアップロードするにあたっては、Adobe Lightroom Classic や Luminar AI などのアプリケーションを使用して軽く色味を変更する程度のレタッチを行ったりしている。
で、これが忙しいかというとそうでもない。ワールドを見繕って写真を撮り終えるまで30分ぐらいで、レタッチをするのもそこまで拘らないので10~30分程度で済む。自分がVRChatでやるべきタスクの前後のすきま時間を見つけてサクっと済ませてしまうことも多い。
そもそも用事ではなく趣味の延長上のようなものなので、特に忙しいと感じたことはない。
私立VRC学園の実務
私はVRChat内イベント『私立VRC学園』の運営の一員であり、Twitter(現X)の広報をしたり、イベント内告知担当・お問い合わせ担当をしたり、その他イベント内の雑務を担当している。
詳しく書くと長くなってしまうため詳細は割愛するが、ざっくり挙げると
私立VRC学園に関する文章作成の全般
Twitter(現X)用ツイート文面の作成、発信
Discordサーバー内での告知文章作成、発信
DM等でのお問い合わせへの対応
コラボイベント等の渉外対応
外部とのやり取り
私立VRC学園内部への確認
スケジュール設定、管理
その他、私立VRC学園に関する雑務の対応
イベント参加者向け説明会での説明担当
イベント開催時の様子を撮影
Discordサーバー内ロール付与
講師参加者のスケジュール設定、管理
授業の時間割の設定
etcetc…
量が多く見えるが、これらのタスクのほとんどは他の人と分担したり、最悪他の人に任せたりすることもできる内容である。
また、2年以上ぐらいこういうことを続けているので、それぞれのタスクもなるべく余計な手間が増えすぎないように工夫を凝らしている(まだ改善の余地はある)。
上記の内容はイベントの準備期間(約1か月)やイベント期間(約2週間)に行う、最大1~2時間程度/日のタスクだが、『このイベントに関わる以外何もできないほど余裕がない』というわけでもない。
またこれらとは別に週に1度、1時間程度ミーティングの場があったもする。しかし、イベント期間外の特に何もない期間も1か月半~2か月程度あるため、自分にとっては稀に負荷がかかるけど『忙しい』という言葉を常用するほどではない、という印象である。
#なでトーク の主催
私は #なでトーク というイベントをVRChat内で月に3~4回ぐらいのペースで開催している。2023年の約1年間で、41回開催した。
自分がイベントの主催で、なおかつイベントの告知やメンバーのスケジュール管理といったイベント開催に必要な雑務のほとんどを自分で済ませている。といっても、数を重ねていくごとに必要なタスクを効率的に済ませられるようにしてきたため、タスクの負荷はさほど多くない。
イベントの告知ツイートに使用する画像は、レイヤー分けしたPSDファイル内の開催日時の部分を書き換えてPNGファイルとして書き出すだけですぐ準備できるし、VRChatイベントカレンダーというイベント告知用サイトに登録するための情報もテンプレートを用意しているのでほぼコピペするだけで登録が済む。
メンバーのスケジュール管理は、そもそもイベント開催当日に出席/欠席を変更してもOKなほどゆるゆるなルールを設けている。なのでタスクも「この日来れるかも」を調整さんやDiscordのリアクションでキャストに確認したり、それをリマインドしたりする程度しかない。
さすがにイベントを作り上げていく過程ではルール作りやイベントの内容の設定など優先して処理しなければならないタスクが多かった。しかしそれらが定まり安定してイベントを回していける段階に入ると、自分に負荷のかかるタスクはそこまで多くないのだ。
そのほか
他にもいくつかやっていることはある。一般の参加者としてイベントに参加することが多いが、これは義務ではないし、何より楽しいし癒される。たまに気分転換で別のゲームをして楽しむこともあるが、これも同じようなものである。
いずれも自分がやりたくてやっていることであり、そのほとんどが用事ではなく自分の趣味のようなものだ。タスクとか重荷に感じるものではないのだ。
さいごに
ここまで書いていて思ったんだけど、もしかしてこの人、ブラック企業とかでいいように使い潰されかねないタイプの人間なのでは……?
まあ、私が『忙しい』と判断する環境に追い込まれたとしたら、Twitterで呟かなくなる気もしますね……。
そんなわけで、タスクを抱えることはありますが『忙しい』というほどではなく、割と時間を持て余していることもあります。
VRChatではインスタンスを開いても誰も来なかったりする程度に忙しい人と思われているようなので、これを読んだ人はVRChatに私が居たら構ってあげてください。
おもしろそうな企画とかイベントの立ち上げとかにも興味があり、ここに書いたような能力を提供できるので気軽に声をかけてください。対戦よろしくお願いします。
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