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かげで遊ぼう

今年は暑い夏でしたね!外に出れば日陰ばかりを探したり。

強い日差しは、濃い影を落とします。何も持たずに来た海岸で、子どもが踊っているうちに、長い影に気がつきました。

いろいろなポーズで影のかたちを楽しんでいるうちに、自然発生的に始まったのは、「かげのトーテムポール」。子どもの影と大人の影、あれこれ合わせて、へんてこな影ができると、なんか生き物みたい。

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小さい頃は、灯と障子を使って手で影遊びをしましたよね。複数人で、全身を使い、動きも考えると、、これが結構難しいです。動画で撮ってみるとこんな感じ。なんだか、生きている不思議なトーテムポールに見えてきます。

かげのトーテムポール

そして、あまりにも暑くて塀の影から出られなくなった、わたしたち親子が始めたのが、「かげのもぐらたたき」一人が塀の陰に隠れて、時々ひょっこりと自分の影を現します。他の人がそれを踏む!ただそれだけですが、日光の角度や、塀の面積などを考えて行動すると、これも面白難しいです。

かげのもぐらたたき

影といえば、それを題材にアート活動をしている友人たちをご紹介。

葉山などでも夏によく公演される、アーティスト川村亘平斎さんが主催するユニット「滞空時間」。わたしたちも家族で大ファンで、いつも楽しませてもらっています。インドネシアのガムラン演奏と伝統的な影絵、そして各地での取材や子ども達とのコラボレーションでから生まれた、不思議で素敵な影絵が夜の影と音の世界を楽しませてくれます。

TAIKUH JIKANG 滞空時間

川村亘平斎さん

https://www.kawamurakoheysai.com/

そしてわたしのトイデザイナーとしての先輩でもある、 近森基さん率いる「plaplax」。インタラクティブな作品を中心に様々な活動をしています。偶然に美術館等でご覧になった方も多いかもしれませんね。物の姿や本質を問うたこの作品 toolslife も、影が現れては変化し、我々に日常と非日常の間を楽しませてくれます。

plaplax / toolslife 

plaplax

https://plaplax.com/

いっつもくっ付いて来るし、あまり気にすることもない影。でも考え方次第では、もっともっと、楽しい遊びがありそうです。何か新しい「かげあそび」をご存知の方、ぜひ教えてください!

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