見出し画像

日商二級取得・約3年間簿記学習経験者が教える「簿記」とは

 こんにちは。雪月花『椿』です。
 普段は物書きさんに役立つ記事を書いている私ですが、実は過去に簿記を勉強していました。現在は、体調不良のため学習ができずにほぼ忘れてしまいましたが、簿記というものがどんなものかは伝えられます。

 そこで「簿記というものは何か」、そして「何が勉強できるのか」を綴っていきたいと思います。この記事を見れば、簿記の概要と(おまけに)勉強方法が分かりますよ。


「簿記」とは何か?

簿記は「企業の家計簿」

 簿記というのは「会社のお金の流れを把握し、記録する」学問です。簡単に言うと「企業の家計簿」ですね。一般家庭で記録されている家計簿を行っていることとは近いのですが、簿記は範囲がより広く深いです。ですので、まったく同じとは言えませんが、遠い親戚くらいだと思ってください。

 よく簿記を学習していることを話すと「財務諸表が読めるようになるんですよね!」と言われるのですが、それは半分間違いです。先ほど説明した通り、簿記とは「記録の仕方」を学ぶ学問であり「分析をする」学問ではありません。もちろん、財務諸表は簿記で学習する方法で作られているので、学習すれば、なんとなく書いてあることはわかりますが、読み取れることはまた別です。1級になったら読めるようになるわけでもありません。例を挙げると「サッカーはできても、解説は微妙」のようなものです。

簿記を学習して「できること・わかること」

  1. 企業のお金の流れを理解できる

  2. だいたいのビジネスの流れが分かる

  3. 経営者の視点に立てる

  4. 商品の値段の成り立ちが分かる(コストや利益、消費税)

  5. 経済ニュースが見やすくなる

 簡単に言えば、ビジネス(仕事関係)や会計分野(お金関係)といったに強くなれます。生きていく上には、仕事とお金は必ずついてくるもの。勉強しておくことで、日常生活の景色も変わって見えてくると思います。


簿記を勉強した先にあるもの

 簿記という学問がどういうものが分かったところで、簿記を勉強したとして、その先に何があるのでしょうか。
 一つは、仕事や職業に生かせることです。簿記の知識があると、経理や営業の仕事と税理士や公認会計士などの職業が目指せます。これらの仕事や職業に就けなくても、簿記の知識を持っていることはビジネス的な考え方ができることの証明なので損になることはありません。

 次に、お金に対する知識が身につき、経済や金融ニュースが頭に入ってきやすいです。とっつきづらい分野だったのが、少し話がわかるようになります。そして、日常生活の中でお金に関する事柄への考え方が柔らかくなり、実際に活用できることもあります。例え話をできないのが勉強不足ですが、役に立つのは事実です。

まとめ

 いかがだったでしょうか。
 わかりやすくお伝えできできているか不安ではありますが、この記事を読んで、少しでも簿記に興味を持っていただけたら幸いです。
 最後までご覧いただき、ありがとうございました!
 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?