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私の物書きのルーツ

 こんにちは。雪月花『椿』です。
 今回は、たまたま読んだ記事に影響されて、私のルーツ(読書歴)について書いていきます。短めですが、好きな本をご紹介したいと思います。
 よければ、ご覧ください。

はじめに

 この記事は、ばすとっくさんの「文字書きさんのルーツが知りたい!」に影響されて、書いた記事です。ぜひ、ばすとっくさんの記事を読んでください。

注意


 注意として、私は頭のなかの物語を形にすることを目的に小説を書いているので、あまり本を読んできていません。ですので、紹介するのは少ないです。

 小説を読むと想像しすぎて、頭のなかがすぐにいっぱいになって疲れちゃうんです……。そのせいで、なかなか進まなくて止まってしまうんですよね。

 次に、私は昔のことはほとんど覚えていない人間で「面白かったけれど、内容はざっくりしか覚えていない」です。ですので、詳しい感想は言えません。とても薄い内容です。申し訳ないです……。

幼少期

『100万回生きたねこ』

 子供ながらに、衝撃を受けたことを覚えています。「こんなにも悲しくて、切ない物語があるんだ」と。内容はうろ覚えなのですが、強く記憶に残っています。何回読んでも泣いてしまう名作です。

『ぐりとぐら』

 「次は何をするんだろう?」とワクワクしていました。二人の行動を、自分に重ね合わせていた気がします。ぐりとぐらになった気分になって物語を楽しんでいました。

小学生

『かいけつゾロリ』

 初めて「本って面白いんだ!」と教えてくれた本です。ゾロリたちの発想が飛び抜けてて、いつも笑ってました。どんな困難があっても乗り越えていくゾロリがかっこよかったです。『かいけつゾロリ』だけは「もっともっと読みたい!」と思わせてくれました。

 他には、図書室にある歴史漫画を時々読んでいた記憶があります。漫画なので取っつきやすかったです。

中学生

『夜は短し歩けよ乙女』

 確か、読書感想文を書くことになり、本屋さんへ買いに行きました。たまたま手に取ったのが本作品でした。「小説って面白いんだな」と思わせてくれました。一番好きな小説です。

 先輩と乙女のすれ違いも面白いですが、先輩が出会う個性的な人たちとの物語が面白くて好きです。特に古本屋に行く話が印象的です。その話だけは解像度高めに覚えています。

 この作品から、森見登美彦先生が好きになりました。まだ他の作品を読めていないので、頑張って買おうと思います。

高校生(?)

『さよならドビュッシー』

 中古で購入した本です。
 天才ピアニストが事件を解決する話なのですが、「このミス」に選ばれているだけあって、結末が「やられた!」と一本取られました。本当に気づきませんでした。その可能性があったか……!

 ピアニストが登場するので、もちろんピアノを弾くシーンがあるのですが、読んでいるのに音が聞こえてくるんです。想像できるんですよね、文章なのに。そのことに驚きが隠せませんでした。とても好きな小説の一つです。

 続編である『おやすみラフマニノフ』なども読んでみたいです。読むのをすっかり忘れてました。


さいごに

 いかがだったでしょうか。
 大人になってからだと『山女日記』が好きです。人間の悩みにフォーカスした作品でした。様々な悩みを抱えながらも、前を向いて歩いていく。まるで、登山のように。
 続編の『残照の頂 続・山女日記』も読みたいです。

 この記事を書くにあたって本棚を漁ったのですが、紹介した小説がなくなっていました。おそらく売ってしまったのでしょう。探しても見当たりません。「すごい好きだったのに……」とショックでした。部屋に物が多いので処分するしかなかったのかもしれないけれど、残してほしかった……。また買い直します。

 この記事を書いて気づいたのは、意外と好きな本が多いことです。本を読まないって言っても、なんだかんだ印象に残ってたり、思い出になっている本はたくさんあるんだと気づかされました。

 この記事を書くきっかけになってくださった、ばすとっくさん、本当にありがとうございました。

 最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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