書評ブログ vol.26「あなたのいるところが仕事場になる 」を読んで
無類の本好きのわたし。どうせなら読んだままにせず思いっきり主観の入った書評を書いてみたいと思い立ちました。この記事がきっかけとなり、実際に読んでくださる方がいたらとても嬉しいです。
≪読み終わった本≫
『あなたのいるところが仕事場になる 』 森本登志男
これからの働き方について、セミナーに参加したりたくさんの本を読んだりしています。きっかけは、数年前大雪に見舞われた時のことです。
当時勤務していた会社は大雪だからと臨時休業できるような職種でなかったために、一時間かけて、テカテカに凍っている雪の上を歩いて通勤しました。そんなときに取引先に仕事の進捗のことで連絡をしましたら、大雪で会社は休みだけれど自宅でリモートで仕事を進めているとのことでした。
なんだかそれを聞いた私は、いたく衝撃を受け「これだ!」と訳もなく心にヒットしたのです。
災害や天候の悪化、居住地が変わるなどのライフスタイルの変化が起きたとしても「時間や場所に縛られない働き方」がしたいと思うようになりました。
この本のはじめにで、「近い将来、働き方が大きく変わります!それも想像以上のスピードで」と書かれていましたが、数年前までは今のようにスマホを持っていない人のほうが少ないような時代が来るとはあまり想像できなかったのではないでしょうか。
インターネットにしても日々物凄いスピードで進化をしているので、著者のいうように働き方が大きく変わるのはもう目と鼻の先にまでやってきているのだと簡単に想像できてしまいます。
私はつい最近まで在宅勤務にて職を得ていました。通勤にかかる時間や手間がなく勤務時間ぎりぎりまで家のことをしていられるのでとても働きやすかった半面、チャットや電話での仕事のやり取りだけでは少し寂しさを感じることもありました。毎月最低1回は出社することになっていましたが、やはりリアルに対面してコミュニケーションをとることも仕事をする上ではモチベーションにつながると実感しました。
そして、基本自分一人での作業になるのでパソコンのことやインターネットなどの知識は大切だとも感じました。
本の中では、いくつかの自治体や企業がICTを使ったテレワークの成功例や課題などが紹介されています。
ICTを上手に活用し、個人個人のライフスタイルに合ったベストな働き方が当たり前の世の中はもうすぐそこにやってきているのかもしれません。
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