品品喫茶譚 第94回『尾道 そごう 喫茶部あくび 凡夜READING CLUB 尾道に登場するのこと』
連休初日ということもあって、人手を少し警戒していたものの、尾道駅はそこまでではなく、ましてや商店街とは反対の方角に在する宿の周りは至極穏やかなものであった。
チェックインまでには今しばらく時間があるので、ギターケースを預け、そごうで昼をすませることにした。
時刻は14時過ぎ。昼飯時のピークを越え、店は凪の時間を迎えていた。店内には私のほかにお客はひとり。スピーカーからは、ましゃ、いや福山雅治のラジオが延々かかっている。
カレーを注文する。
そごうのソファは私のマイベストフェイ