品品喫茶譚 第101回『神戸 元町ファイン 花森書林で歌うのこと』
トンカ書店でのGIGから八年。
トンカ書店の後継店である花森書林でのライブが実現した。
入り時間の二時間前に花森書林さんに着き、荷物を置かせていただく。目指すは三月、本と栞での凡夜READING CLUBの際に弐拾dB藤井と訪れた喫茶ファイン。
地下へ続く階段を降りると、ドアのガラス越しに何処かで見たような眼鏡の青年。
全く知らない人だった。
ソファに座り、アイス珈琲を注文する。
着いて早々、テーブルの上に楽譜や本を並べる。野暮だ。アイス珈琲を決めながら、セットリストをつめる