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新幹線の大幅遅延により嵐山散策へ

今日は奈良から埼玉に帰るだけ…のはずでしたが、予期せぬアクシデントが発生しました。静岡県内での大雨の影響で、東海道新幹線が4時間以上にわたって運転を見合わせたのです。

我々がそのことを知ったのは京都の駅ビルで早めの昼食をとった後でした。京都駅を9時頃に出る列車がまだ来ていないので、私と子どもたちが乗る12:06発の「のぞみ」が来るのは早くても15時頃になりそうです。念のため駅員さんに聞いたものの、やはり少なくとも3時間は遅れるとの回答でした。

混雑する京都駅にいても仕方がないので、どこか近くで観光を楽しむことにして、とりあえず地下鉄烏丸線に乗車。車内で少し考えて、地下鉄東西線から京福嵐山線(嵐電)と乗り継いで嵐山方面へ行くことにしました。

嵐山駅に到着した嵐電

嵐山駅に着くあたりで運行情報を確認したものの、まだ運転再開のめどは立っていないとのことだったので、周辺を散策することに。少し歩いて竹林の小径へ向かいました。

竹林の小径を歩く子どもたち

ここを選んだ理由は、手近で涼しげで混雑を避けられて、そして子どもたちに京都の風情を感じてもらえる場所だからです(ちなみに私も初めてでした)。狙い通り体感温度は市街地よりも低く、人は多くいたものの通行に支障が生じるほどではありませんでした。

竹林の小径を抜けると、嵐山公園(亀山地区)を通って桂川のほとりへ。台風が通過したばかりとあって、水量はかなり多くなっていました。晴天と濁流の組み合わせは珍しい気がします。

増水した桂川
濁流と渡月橋

駅に戻る途中にカフェで少し休憩。運行情報を確認したところ東海道新幹線が運転を再開したとのことだったので、嵯峨嵐山駅からJRで京都駅に戻ることにしました。

我々が乗る予定だった「のぞみ」は運休になっていたので、みどりの窓口に並んで新大阪駅で発車待ちをしているという「ひかり」の座席を確保。通路を挟んでとはいえ3人横並びの席が空いていたのはラッキーでした。

私が財布を落としたと早とちりして狼狽する一幕があったものの落ち着いて探すと見つかり(往路でも同じようなことがあったような…)、その後は東京駅までのんびり。結局帰宅したのは22時過ぎで、当初の予定より6時間以上遅くなってしまいました。

子どもたちは夏休み中ですが、私は明日から仕事です。ちゃんと起きられるのか、しょうもないミスをしないのか、甚だ心配です。

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