見出し画像

無職一人旅 ドイツ編 リンダウ&ノイシュヴァンシュタイン城


更新大幅に遅くなってしまってすみません!!
いろいろバタバタして書く余裕がありませんでした。。
この記事からまたテンポよく書いていきたいと思います🙇‍♂️

というわけで!リヒテンシュタインを後にし、ドイツに向かいます。

3日間ミュンヘンに泊まるんですが、ミュンヘンってそんなやることないよな…と考え、またユーレイルパスで自由にヨーロッパを移動できるため、道中の街に寄ってみることにしました。

リヒテンシュタインからミュンヘンに向かうルートでは、スイス→オーストリア→ドイツと通るので、どの国で降りようか迷った挙句、今回選んだのはドイツ南西のリンダウという街。

まず名前が良いですよね。かわいい名前。
リンダウ!リンダウ!
う〜、リンダウっ!
って言いたくなる。

リンダウはドイツのほぼ最南端の街で、ドイツ、オーストラリア、スイスに跨るボーデン湖に、江ノ島みたいに突き出してる街です。(突き出してない部分もリンダウではあります)

江ノ島みたいになってる


調べてみたところかなり雰囲気が良さそうだし、ちょっとした観光地っぽくなっているようなので足を伸ばしてみることにしました。

駅も大都市とは違いこじんまりとしていて、田舎町の雰囲気があり素敵でした。
そして駅を降りてみると、まず視界には大きな湖!
そして街全体も決して大きな都市ではないため、とても静かでのんびりした雰囲気で、すぐにこの街を気にいるだろうなと確信が持てました。

少し街を歩いてみると、オシャレな専門店がたくさん!
布生地の店、置き物の店、動物の毛皮の店、照明の店…チェーン店が全然なく、ひとつひとつのお店が個性的だったので、商品を眺めるだけでも新鮮で楽しめました。
布生地の店で、トナカイ柄のクッションケースを買いました。お気に入り。

小さい駅だが風情があって◎
リンダウから眺めるボーデン湖。
照明のお店
置き物のお店。
これまじほしかった
布生地の店
動物の毛皮の店


さて街並みはというと、theヨーロッパの小さい街、といった感じで、石畳の両サイドに綺麗な建物が並んでおり、街の真ん中に教会がある、といった感じでした。
ただ湖の中に半島のように突き出した地形であり、少し歩くとすぐ湖なので、他の街よりもさらに雰囲気が穏やかで、居心地抜群でした。

落ち着いた街並み
昼食は奮発して水辺でピッツァ
人慣れしたスズメにパンを持ってかれた


リンダウ、予想以上によかったので、こうやって聞いたことのない小さな街を回る旅も面白いかなって思いました。
ユーレイルパスを使えば電車乗り放題だし、その日の気分次第でどの町に行くか、どの町に泊まるかを決める旅行なんかやってみたいなって思います。
次ヨーロッパ行く時はそのスタイルで行こうかな。


そんなこんなで昼過ぎにリンダウを出発し、ミュンヘンに向かいました。
電車で2時間半なはずなのに、途中何故か止まったりして結局4時間くらいかかりました。
まあヨーロッパの電車だから仕方ないね。。

電車内のWi-Fiが150mbまでだったんだけど、VPN変えたらリセットされるとかいうガバガバ仕様なおかげで実質無制限で使えたので退屈はしませんでした。

この日はミュンヘンをちょろっと観光し、就寝。
次の日はノイシュヴァンシュタイン城で有名なフュッセンへ日帰りで行きました!

ミュンヘンからフュッセンも電車で2時間。
ただこの日も乗り換えの電車が遅延したりして、3時間ちょいくらいかかりました。

フュッセン駅からノイシュヴァンシュタイン城ふもとまではバスで向かいました。往復€3とかだったかな。
ただふもとまでしか向かってくれず、そこから山の上にある城までは徒歩か馬車になります。(タイミングよければ城までのカートもあったらしい。帰りはカートに乗れた)
山のふもとに着いたのが13:20で、予約していたのが13:45。時間ギリギリだったので徒歩で向かうことにしました。

が、この徒歩ルートが想像以上にきつかった。
ほぼ登山。っていうと盛りすぎだけど、舗装されてない道を歩くルートもあって、予想以上に足腰やられました。

フュッセン近くの車窓。
クソ田舎
こんな感じの山道を歩く
(これは近道ルートで、舗装された車道ルートだけでも行けるっちゃ行ける)
下りルートを歩く馬車に遭遇


結局城に到着したのは13:50ほど。
慌てて入場しようとしましたが、「もう時間過ぎとるから入れないよーん」とのこと。

絶望。

うそやん。わざわざこんな田舎まで何時間もかけてきたのに!?厳しすぎね!?流石にそんなすぐ諦められない!と思ってもうちょい話聞いてみると案内カウンターに行け、と。
でカウンター行って「電車の遅延で遅れたんです!!お願い入場させて!!」とアピールするとあっさり、「ほんまかいな、大変やったな。ほんなら14:15の枠に余裕があるからその時間まで待っとってな!」と。
よかったぁああ。耐えたぁあ。ありがとうおばはん。

というわけで14:15に入場。
ノイシュヴァンシュタイン城に入城するときは必ずグループ単位の入場となり、全員にオーディオガイドが配られ、ガイドが案内するタイミングでグループで部屋を移動します。ルートが決まっていて、好きに回ることはできません。

ノイシュヴァンシュタイン城、名前の由来くらいしか事前情報を入れずに訪れたのですが、作られたのは約150年前とどうやらかなり新しい城とのこと。

また歴史的意義もなく、当時のバイエルン王、ルートヴィヒ2世がオーストリアとの戦争(普墺戦争)に敗れて、「もう何もかも嫌になったンゴ〜趣味で城建てて一生その中で暮らすンゴ〜」ってことで建てたらしいです。
そのためこれだけ有名かつ美しいにも関わらず、世界遺産には登録されてません。申請はしてるらしいけど。


城の中はというと、歴史的意義のなさとは反対に見てて全く飽きないほど豪華絢爛。
城内は完全に撮影禁止でしたが、城中にルートヴィヒ2世の趣味が凝縮されており、壁や天井は隅々まで装飾が施されている上、部屋によっては西洋絵画が描かれていたりと、回っていて全く退屈しませんでした。
戦争負けたくせにここまで豪華な城建てられんのすげえなって感じでした。

オーディオガイドではひらすらルートヴィヒ2世、いろんなことに造詣が深くてすごいっしょ?みたいな説明をされました。
戦争に負けてその後一生城に籠る王様、カッコよくないけどね。

ルートヴィヒ2世。
なんか頼りない顔してるよね
城からの眺め。絶景!
ノイシュヴァンシュタインは「新しい白鳥の石」という意味。
英語にするとNew Swan Stone。
その名の通り近くの湖には白鳥が何羽かいた


城内の見学を終えた後は、ノイシュヴァンシュタイン城を一番綺麗に眺めることができると言われているマリエン橋に向かいました。
歩いて10〜15分くらい。

ノイシュヴァンシュタイン城といったらこれ!!!
という景色を見ることができて流石に感動しちゃいました。確かにこれ以上綺麗な城なかなかない。

ちなみにマリエン橋は300mくらいのクソデカ峡谷に架けられた吊り橋なんですが、足元ガタガタで足場の木がしっかり固定されていなくてマジで怖かったです。いつか事故らないか心配。


その後は山麓に戻り、アルザスでも食べたシュークルートや、バイエルン州名物の白ソーセージを食べました。
白ソーセージはスープに漬かった状態で提供されるのですが、このスープがめちゃくちゃ美味しかった!

息を呑む絶景。
リアルソアリン
左上が白ソーセージ。
距離が近いこともあり、ソーセージ以外は
アルザスと同じようなメニューが多かった


というわけでリンダウ&フュッセン編でした。
次の日はミュンヘンを堪能したので、近いうちに書きたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?